網膜剥離を予防する方法はあるの?予防方法を解説!

網膜剥離とは
その名の通り、目の中の網膜が
剥がれてしまう、という病気で、
そのまま放置しておくと最終的に
失明に至ってしまう可能性もある
非常に恐ろしい病気です。

網膜が剥がれた瞬間に
痛みなどを感じたりもしないので、
初期段階で気が付きにくいのも一つの
怖いポイントになります。

では、そんな「網膜剥離」を
予防することはできるのでしょうか。

治療方法はありますが、
予防できるのであれば、予防するに越したことは
ないかと思います。

網膜剥離を予防する方法について、
解説していきましょう。

※網膜剥離の基本情報については
網膜剥離とは?の記事の方で解説していますので
そちらの方をご覧ください。

こちらでは網膜剥離の予防方法のお話をしていきます。

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予防する方法は?

まず、最初にお伝えしておかなくてはいけないことは
「網膜剥離を100パーセント予防する方法はない」と
いうことですね。
これをすれば網膜剥離に絶対にならない!というような方法は
残念ながら存在せず、
誰にでも網膜剥離になる可能性はあります。

加齢も原因の一つになりますから
年齢を重ねれば重ねるほど
網膜剥離になってしまう可能性が高くなっていく、
というのもザンネンながらまた事実です。

ですが、”確率”を減らすことはできます。
網膜剥離に絶対にならない!という方法はなくても
”できる限りならないようにする”という方法なら
ある、ということですね。

その方法についてを解説していきます。

ただし、下記のような予防方法を全て注意したとしても
”絶対に網膜剥離にならない!”というわけでは
ありませんので、その点に関しては
注意をするようにしておきましょう。

近視にならないようにする

強度の近視は網膜剥離を引き起こす原因の
一つになってしまう可能性があります。
そのため、近視になるべくならないように
注意する、ということが
網膜剥離を引き起こす可能性を
減らすことにも繋がります。

近視になった=網膜剥離になる、というわけでは
ありませんがその可能性を引き上げてしまう
ことになりますから、
注意するようにしましょう。

ただ、近視自体も100パーセント予防する方法はなく
遺伝だったり病気だったり
色々な要因で視力は落ちて行きます。

目を酷使したりだとか
なるべくそういったことを避け、
視力が落ちてきたのを感じたら
なるべく無理をせずに眼鏡を用意することなどを
心がけておきましょう

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目への衝撃に注意

これは、自分の行動次第で
防ぐことができる部分です。

目に強い衝撃が加わると、網膜剥離を
引き起こす可能性があります。

例えば、球技などをしていて
目にボールが直撃したりしてしまえば、
網膜剥離を引き起こす可能性がありますし
球技以外でも目に強い衝撃を与えるようなことが
あれば、網膜剥離が引き起こされてしまう可能性は
充分にありますから、その点に関しては
注意をしなくてはいけません。

球技などは他の人も絡むことですから
どうにもならない事故が起きてしまうことも
ありますが、極力目に衝撃を与えないように注意し、
万が一そういうことが起きてしまった場合に
関しては、すぐに眼科を受診し
目に異常がないかを確認してもらう、
ということが大事になります。

目の病気を放置しない

他の目の病気などが引き金となり
結果的に網膜剥離に繋がる可能性があります。

目の調子が悪いと感じた場合
それが続くのであれば眼科で検査を受けて
目に異常がないかを確かめた方が良いでしょう。

目の病気の中には視力低下につながるものも
多く存在します。
視力が低下すれば最初にも書いた「近視による網膜剥離」に
繋がってしまう可能性もありますし、
網膜剥離云々に関わらず、目の病気を放置することは
重大な視力障害などに繋がってしまう
可能性もあります。

自然回復するような病気も中には
ありますが、その割合は少ないですし、
やはり、しっかりと眼科で治療を
しなくてはいけないものが非常に多いですから
目の調子が悪い!と感じた場合は
無理をせずに、すぐに眼科で診察を受けるように
心がけておきましょう。

眼科で検査を受ければ、
ついでに網膜剥離の有無が分かる(検査の内容によります)
こともありますから
予防のためには、
目の調子を崩したらなるべく早い段階で
眼科を利用する、ということが大事になります。

規則正しい生活を送る

これも、大事なポイントの一つですね。
これは網膜剥離に限ったことではありませんが
規則正しい生活をしっかりと送る、
ということは非常に大事なポイントになります。

不規則な生活を送っていたり
睡眠時間を削っていたりすれば体調を崩しやすくなります。
人間とはそういうものですしこれは、網膜剥離とて例外
ではありません。

直接的な関係性がないにしても、
少しでも網膜剥離の可能性を下げたいのであれば
規則正しい生活を送ったり、睡眠時間をしっかり確保したり
なるべく精神的なストレスを溜めたりしない、
ということもとても大事なポイントになります。

他の病気や体調不良の予防にも
繋がりますから、このあたりは
しっかりと注意しておいた方が良いでしょう。

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目を酷使しない

パソコンやスマートフォンによる目の酷使も
網膜剥離のリスクを引き上げる原因の
ひとつにはなり得るかと思います。

もちろん、パソコンやスマートフォンをやる=
網膜剥離、ということではありませんが、
目を酷使していれば視力低下や眼精疲労などに
繋がり、色々なものが巡って
網膜剥離を引き起こしやすくなる、
ということは充分に考えられることです。

パソコンやスマートフォンを長時間利用する際や
細かい作業をする際には、そういった部分に
しっかりと注意しておくようにしましょう。

仕事等でどうしても
目を休めることができない、という場合は、
疲れ目対策など(目薬やホットアイマスク、
まばたき、視線を1か所に集中させない)を
自分なりにしていくようにしましょう。

網膜剥離について知っておく

網膜剥離はなるべく早い段階で
治療を行えばしっかり治療できる
病気ですし、場合によっては
入院の必要のないレーザー治療だけで
済む可能性も十分にあります。

なので、網膜剥離についてしっかりと知っておき、
怪しいな、と思う症状が出た場合に関しては
なるべく早く治療を行う、ということが
大事になります。

飛蚊症(視界に黒いものが浮遊している)や
光視症(光がないはずの場所でぴかっと光って見える)などが
急に出てきた場合は要注意です。

ただ、飛蚊症や光視症は網膜剥離とは関係なく
出てくること(むしろ関係ない場合の方が多い)も
ありますので、上記のような症状が出た=
網膜剥離、ということではありません。

しかし、急に症状が出た場合
明らかに酷い場合、
両方の症状が一度に出ている場合
そういった場合は出来る限り早く
眼科で診察を受けることをおすすめします。

自分に出ている飛蚊症や光視症の症状が
生理的なもの(治療の必要のないもの)なのか
網膜剥離などが原因となっているのか、
それは自分自身で判断することはできず、
眼科で検査しなければその答えは
分かりません。

まとめ

網膜剥離は放置しておくと
恐ろしい結果を招いてしまう
病気になっています。
ただ、確実に予防する方法はなく
ここまで紹介してきたものは全て
”少しでも可能性を下げる”ためのものになります。

あまり神経質になりすぎる必要は
ありませんが、自分自身で注意
できる部分はしっかりと注意をしておき、
網膜剥離の危険があるような症状に
ついてはしっかりと理解しておくことが
いざというときに目を守ることに
繋がっていくのです。

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