網膜剥離手術後の注意点は?どのような点に注意すれば?

網膜剥離になってしまった場合は
基本的に手術による治療を
行うことになります。

剥がれてしまった網膜を
点眼薬でくっつけたりだとか
剥がれそうな網膜を
内服薬でなおしたりだとか、
そういったことはザンネンながら
できません。

手術にもいくつかの種類があり、
進行によっては
日帰りで済むレーザー手術などもありますが
場合によっては入院が必要な手術を
行うことになってしまうケースもあります。

では、そんな網膜剥離の手術を
行ったあとにはどのような点に
注意すれば良いのかを
まとめていきたいと思います。

※網膜剥離の基本情報は
網膜剥離とは?の記事にまとめてありますので
そちらの方をご覧ください!
こちらでは手術後の注意点をまとめていきます

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先生の話をよく聞くのが一番

網膜剥離の手術を行う際には
必ず説明があるかと思います。
網膜剥離の手術と言ってもいくつかの種類がありますし、
人それぞれ色々な都合もあるかと思います。

一番大事なのはネットなどで情報を
見ることではなく
眼科や病院の先生の話をしっかりと聞き
言われたことは守る、ということです。
先生によって若干話が違ったり
ネットなどでも場所によって
書かれていることが違ったりしますから、
その点は注意するようにしましょう。

一番優先するべきは
あなたの目を実際に見ている先生のお話になりますから
その点は間違えないようにしましょう。

また、手術を行ったり
行った後には、自分自身で不安な点が
あった場合、しっかりとその先生に質問して
聞くようにして下さい。
分からないことを分からないままにしておく、
ということは非常に危険です。

あなたの目を直接見ているのは
その先生だけなわけですから、
他の場所で質問したりしても
無難な返答しか返ってきません。

なので、手術をもしも実際に行う際には
先生の話をしっかりと聞く、ということを
忘れないようにして下さい。

では、ここから先では網膜剥離の
手術を行った後の注意点について
まとめていきます。
あくまでも一般的な話であり、
先生の話と異なる場合は
先生のお話を優先して下さい。

入院は必要なの?

網膜剥離の手術を行った後に
入院は必要なのかどうか。

これは、手術の種類によります。

網膜剥離の手術のうち、レーザー手術であれば、
基本的には日帰りでの治療が可能です。
もちろん、日帰りした場合でも
注意するべきことはしっかりと注意しなくては
いけませんが、とりあえず、入院自体は
必要ない、ということになります。

が、他の手術方法の場合は
基本的に手術が必要となり、
1週間~2、3週間程度の入院が
手術形式や症状に応じて必要になります。

早期発見できればレーザー手術だけで
済むケースが多いですが
治療の開始が遅れれば遅れるほど
入院が必要な手術をすることになる
可能性はどんどん高まってしまいますので
注意をするようにしましょう。

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目を酷使しないようにする

網膜剥離の手術後は基本的には
普通の生活を送っていても
良いのですが、目を酷使しないように
注意が必要です。

術後1か月程度は、目が疲れない程度に
目を使うようにし、
なるべく無理をしないようにする、
ということが大事になります。

手術後はどうしても平常時に比べて、
目の状態が不安定な状態になってしまって
いますから目を酷使することによって
予期せぬ症状が出てきてしまう可能性があります。
目をなるべく安静にするように
心がけましょう。

パソコンやスマートフォンなど、目を
多用する仕事の場合は、病院の先生と
よく相談し、どうすれば良いか指示を
仰ぐようにして下さい。

激しい運動を避ける

激しい運動は避けるようにしなくては
なりません。
例えばスポーツをしたり、
走ったり、重いものを持ったり…
こういった部分には注意、ということになりますね。

自転車などでの移動に関しても
手術後数週間は様子を見るようにし、
本格的なスポーツに関しては
1か月間は様子を見たほうが良いです。

どのタイミングからそういったスポーツなどを
行ってよいかどうかは
担当の先生に確認して
良く話を聞いた上で判断するようにして下さい。

くれぐれも、手術を終えてすぐに
激しい運動をしたりだとか
そういったことはしないようにする、
ということが大事になります。

車の運転

車やバイク等の運転に関しても
術後すぐには行わず
1週間~数週間程度様子を見ることが
重要になります。

なるべく目に負担を与えないように
する、ということが大事になるわけですね。

この点に関しては
担当の先生に相談して
しっかりと許可を貰ってから、
運転などをするようにして下さい。
手術内容や症状によって、
どのぐらい安静にしていれば良いのか、
という点は変わりますから、
その点には注意です。

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仕事復帰も相談しながら

”仕事”と言っても、色々な仕事があります。
デスクワークだとか激しい運動を伴わないような
職業であれば数週間程度で復帰できますが、
重労働の場合は、復帰までに1か月以上
かかることもあります。
この点も手術の形式や職業によって
異なりますから一概に言うことはできませんが、
仕事にはすぐに復帰できるわけではありませんから
しっかりと先生と相談して
会社側とも相談し、復帰時期を決めて行くように
して下さい。

無理をして復帰するようなことは
目を傷めることになりますから
絶対にしないようにして下さい。
焦る気持ちは分かりますが
焦ると目の調子を崩すことになり
逆効果にしかなりません。

目の刺激を与えないように

手術後は目の状態が非常に
デリケートになっていますから
間違っても、目に強い衝撃を
与えたりだとか、目をこすりまくったりだとか
そのようなことはしないようにして下さい。
目を安静にすることもそうですが、
目に刺激を与えるようなことは
極力、避けるようにしていかなくてはなりません。

また、細かな部分でも
注意するべき部分は多数存在します。
歯科治療だとか、アルコール類などなど
色々な制限がありますから
この辺りは病院でしっかりと説明を受け、
それに従うようにして下さい。

しっかりと病院に足を運ぶ

網膜剥離の治療は、手術を終えたら
終わりではありません。
入院が必要なかった場合でも、
入院が必要であった場合でも、
手術治療後はしっかりと病院に
定期的に通うことが必要になります。

自分の勝手な判断で通院を中止し、
思わぬ事態を引き起こしてしまってからでは遅いです。

確かに病院に通う、というのは
面倒なことではありますし、
避けられるのであれば避けたいことだとは
思いますが、手術後はしっかり
通わないと、症状を悪化させたりしてしまうことに
繋がりますからしっかりと言われた通りに
通院するようにして下さい。

また、手術後は予期せぬ症状が
出現する可能性もありますから
もしも目の調子を崩してしまった場合に
関しては出来る限り早い段階で病院に
連絡を入れて診察を受けるようにして下さい。

少しでも違和感を感じたら、
我慢をせずにしっかり診察を受ける、ということが
大切になります。
何事も無ければそれで良いですし
何か起こっていた場合は改めて何らかの
処置が必要になる場合があります。

まとめ

どんな病気でもそうですが
手術、というのは身体の部分をいじるわけですから、
後遺症が出たり、何か症状が出たり
する可能性は決して0ではありません。

網膜剥離に関して言えば、目をいじるわけですから
しっかりと目を安静にすることが大事ですし
完全に目が回復するまである程度の
時間がかかりますから、
その点はしっかりと理解しておき、
極力、目に負担をかけないようにすることが
大事になります。

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