網膜剥離に効く薬はあるの？内服薬や点眼薬について解説！

網膜剥離と聞くと
恐ろしいイメージを持つ人も多いかと思います。

そのイメージは間違いではなく、
網膜剥離は最悪の場合は
失明に至る可能性もある恐ろしい病気です。

内容としては単純で、
名前の通り、目の中の網膜と呼ばれる部分が
剥がれてしまい、
それによって視力障害が起きて
最終的には失明してしまう
可能性がある、というものになります。

基本的に自然に網膜剥離の状態が
治ることはないため
治療が必要になります。

が、治療と言うと
「手術しないといけないのか」と不安に
なる人もいるかと思います。

目に限らず、誰だってできることであれば
手術なんてしたくないと思いますし、
内服薬や点眼薬でなおすことができるのであれば
本当はそれが一番良いですよね。

では、実際のところ内服薬や点眼薬で
網膜剥離を治すことはできるのかどうか、
その点についてを
解説していきたいと思います。

※こちらでは網膜剥離の治療薬についての
解説をしていきます
網膜剥離の基本情報については別記事に
まとめてありますので、そちらの方をご覧ください。

治療薬は存在するの？
まとめ

治療薬は存在するの？

網膜剥離を治療するための内服薬や
点眼薬は存在するのかどうか。
これは、ザンネンながら存在していません。
飲み薬を飲んだだけで、剥がれかかっていた網膜が
くっついたりすることはありませんし
点眼薬を使っただけで、剥がれていた網膜が
再度くっつくようなこともありません。

残念ながら、網膜剥離になってしまった以上は
投薬などの治療だけでは済まされず、
手術やレーザーによる治療などを行うことに
なってしまいます。

そのうち、遠い未来には網膜剥離を治すことが
できるような治療薬が出てくるかもしれませんが
現在のところ、薬だけで網膜剥離をどうにかすることは
非常に難しく、困難なことになります。

どのような治療があるのか？

網膜剥離の治療は
レーザーを用いたものか手術による治療か、
その２つになります。
網膜剥離がどのような状態で進んでいるかによって
眼科や病院の先生が、どの治療方法を用いて
治療するのかどうかを決定していきます。

レーザーによる治療・手術の場合は
日帰りできるものになりますが、
それ以上の手術になってしまうと
残念ながら基本的に日帰りすることはできず
１０日前後の入院などが必要になってきます。

入院はちょっと…という人も多いかもしれません。
なるべく早い段階で網膜剥離を見つけることが
できれば、レーザーによる治療で済みますし、
後遺症や視力障害なども残らずに済む
可能性が高くなりますから、
なるべく早い段階で網膜剥離を発見する、
ということが非常に大事なポイントになってきます。

早ければ早いほど
その後の治療は基本的には
軽いもので済む、というのが
網膜剥離になります。

どの病気でも早い段階での発見は
とても大事になりますが
網膜剥離も例外ではない、
ということになりますね。

どうしても手術したくない？

…と言っても、ザンネンながら網膜剥離の
治療では、他に方法がないために
レーザーによる手術・治療か、手術を
行うことになります。

目薬を使うだけだったり
内服薬を使うだけだったり
そういう治療は存在していないので注意しましょう。
仮に目薬などを使ったとしても
網膜剥離を治すことはできませんし、
網膜剥離の進行を抑えることも難しいです。
放置を続ければ最悪の場合、失明してしまうことに
なりますから、どんなに手術治療が嫌であっても
網膜剥離の治療は行わなくてはいけません。

その点に、注意するようにしましょう。

予防する目薬はあるの？

網膜剥離を直接的に予防するような
目薬はザンネンながら存在していません。
目薬を使っても、網膜剥離になってしまう
可能性は誰にでもありますから、
注意をしなくてはいけません。

ただ、網膜剥離の原因の一つとして
「強度の近視」つまり、視力低下が一つの
原因として挙げられていますので、
そういったものを予防する意味で
疲れ目対策の目薬だとか
そういったものは場合によっては
間接的に網膜剥離の予防には
なるかもしれません。

ただ、それはあくまでも間接的な予防にしか
過ぎず、網膜剥離に１００パーセントならない！
というわけではありませんから、
その点には注意しなくてはいけません。
網膜剥離はどんなに予防していたとしても、
誰にでもなる可能性のあるものですから
その点に関しては注意をするようにしましょう。

将来的には…？

将来的には網膜剥離の治療を
薬などで行うことができるように
なる可能性も十分にあると思います。
医術はどんどん進歩していきますからね…

ただ、現時点ではそういったものは
ありませんし、
少なくとも、今すぐにそういったものが
開発される、ということはないと思いますから
その点に関してはしっかりと覚えておき
もしも網膜剥離と言われたり
怪しいと思ったら眼科でしっかりと治療を
受けるようにする、ということは
大事なことになってくるかと思います。