網膜剥離の症状を徹底解説!数少ない症状を理解する!

病気・症状

網膜が剥がれてしまう
網膜剥離(もうまくはくり)は
最悪の場合、失明に至ってしまう恐ろしい病気ですが、
その名前とは裏腹に初期段階では
あまり自覚症状がない、という恐ろしい病気でもあるのです。

”網膜が剥がれる”と聞くと
その瞬間に激痛が走ったり
網膜が剥がれはじめた瞬間に
痛みが出て来そうなイメージを
受ける人もいるかと思いますが
実際にはそうではありません。

網膜剥離になってしまっても
初期の段階では何の症状もなく、
だいぶ進んでから初めて自覚症状が
出てきた、などという人も
多いのが、網膜剥離になります。

そんな網膜剥離の症状をしっかりと理解しておくことは
もしも自分がその症状になってしまったときに
早期発見をすることにも繋がりますので
しっかりと理解をしておくことが大事になります。

※網膜剥離の基本情報については
こちらの網膜剥離の記事でご覧ください。
この記事では、網膜剥離になってしまった際に
出てくる症状について、お話をしていきます。

どのような症状が出てくるのかを知る!

網膜剥離になってしまうと
どのような症状が出てくるのかを
知ることはとても大事なことです。

ただ、上でも書いた通り、
網膜剥離になってしまったからと言って
突然痛みが出て来たりするわけでもなく、
初期状態だと、自分自身で何の自覚症状も
ないようなケースも存在します。

そのため、気づかないまま症状が
進んでしまう、ということもあるのが
特徴の一つです。

また、”網膜剥離だからこそ出る症状”というものが
ないのも網膜剥離に気付きにくい症状の一つです。
このあと、網膜剥離の症状について
ご説明していきますが
どの症状も、他の病気だとか
病気でない場合も出るような症状ばかりであり
〇〇が出たから網膜剥離、という症状は
一切ありません。
見分けがつきにくい、ということですね。

そういった一面もまた、
早期発見が難しい要因の一つになっているのは
事実であるかと思います。

では、症状を一つ一つ、解説していきたいと思います。

飛蚊症(ひぶんしょう)

網膜剥離の症状の一つとして
出てくることがあるのが
「飛蚊症(ひぶんしょう)」と言われる症状になります。

黒い糸くずのようなものや
虫のようなものが視界に漂うようにして
見える、という症状になります。
何もないはずなのに、浮遊物が見える、
という症状ですね。

網膜剥離になった場合
この症状が急激に出現したり
大量に出現したり、
おかしな見え方をしたりすることがあります。

この症状が出てくれば
今までなかった人であれば
すぐに分かるかと思います。

「じゃあ、網膜剥離も分かりやすいじゃん!」と
思うかもしれませんが、
この飛蚊症という症状は、
網膜剥離でなくても出現します。
むしろ、全体的な割合で見れば
網膜剥離を原因としている飛蚊症は
かなり少ない部類に入ります。

多くは「生理的飛蚊症」と言って
病気ではなく、治療の必要もないものになります。

そのため、網膜剥離との見分けがつかないわけですね。

多くの場合は心配ないのですが
網膜剥離によるものか、そうではないのかの
判断は眼科で検査をしない限り分かりませんから
初めて飛蚊症が出てきた場合や、
急激に悪化したような場合に関しては
ちゃんと、眼科で検査を受けるなりすることをおすすめします。

飛蚊症については飛蚊症のページでさらに詳しく
解説していますので、気になる方はそちらをご覧ください。

光視症(こうししょう)

光視症と呼ばれる症状が出ることもあります。
こちらは、光のないような場所でも
チカッと光って見えたり、
突然稲妻のような光が見えたりする症状を示します。
光の見え方は人によって多種多様ですが、
とにかく、”光が見えるはずのない場所で光って見える”という
症状になりますね。

これも、網膜剥離が原因となって出現しているケースもあり
油断できない症状の一つになります。

ただし、こちらに関しても
飛蚊症と同じで、他の病気が原因として出ることもあれば
生理的なもので、特に病気を原因として
出ているものではない場合もあります。
全体的な割合で言えば、やはり、網膜剥離を
原因として出現している可能性は低いと言えるでしょう。

ただ、急激に症状が出てきた場合や
飛蚊症と併発している場合に関しては
病気が原因である可能性も十分にありますから
あまり放置したりせずに
早い段階で病院の診察を受ける、ということは
大切になってくるかと思います。

また、同じく光が見える症状で
「閃輝暗点(せんきあんてん)」というものも存在しますが
こちらは基本的には頭痛を伴うタイプで
脳の方面を原因とするものになります(片頭痛など)

光視症については別記事にまとめてありますので
詳細はそちらの方でご覧ください

視野欠損(しやけっそん)

視界の範囲が狭まったり、一部の箇所が
見えなくなってしまう状態を言います。
視野が欠けてしまっている状態、
ということですね。

この症状が出てしまっている場合に関しては
網膜剥離の段階が”ある程度進んでしまっている”ことが
予想されます。
網膜剥離の初期段階では、視野欠損の症状が
出る可能性は低いです。

もしも、視野の欠けが現れてしまったら
早い段階で眼科の診察を受けるようにしましょう。

ただし、視野欠損も網膜剥離かどうか?と
言われれば必ずしもそうではありません。

例えば、目の病気の中でも有名な
緑内障(りょくないしょう)と言う病気でも
視野欠損は出てきますし、
他にも視野欠損を伴うような病気もあります。
そのため、視野欠損が出ただけでは
網膜剥離と言い切ることはできません。

とは言え、飛蚊症や光視症とは違い、
視野欠損が、生理的なもので出てくることは
ないので、何らかの病的な原因か
精神的に強い負担がかかっていることが
予想されますから
早い段階で眼科で検査を受けて
何が原因かを突き止めた方が良いです。

視野欠損に関しては
今まで紹介してきた症状と比べても
緊急性は高い、と言っても
良いと思います。
注意しましょう。

視力低下

最後に、視力の低下です。
網膜剥離が進むと、次第に
視力に影響が出てくるようになり、
それでも放置を続けた場合に関しては
最悪の場合は失明してしまうことになります。

ただし、視力低下も
網膜剥離に限らず
色々なことが原因で起きる症状ですから
視力の低下が起きたからと言って、
それが網膜剥離であるとは限りませんし
もっと言えば、病気であるとも限りません。
病気以外の原因でも普通に視力低下は
起こることですから、
網膜剥離が原因で視力低下をしているかどうかは
分かりませんし、
他の病気でも視力低下が起きる病気は
相当な数存在します。

なので、視力が低下した、ということで
網膜剥離を判別することは
不可能であると思います。

が、いずれの場合であっても
視力低下が続いたり
急激に視力が落ちたりするような場合は
何らかの病気の可能性もありますし
病気でなくても、何か原因が隠れている可能性は
非常に高いですから、
しっかりと眼科で検査を受けて
原因をはっきりとさせておく、ということを
おすすめします。

原因が分からないと、手のうちようも
ないですからね。

まとめ

網膜剥離の時だけに起きるような
特徴的な症状、というものは
存在せず、初期段階では何の症状も
出ないようなことも多いですから
網膜剥離を見分けるのは非常に難しいです。

大事なこととしては、
やはり”怪しいな”と感じたら
しっかりと眼科に足を運んで検査を
受けるようにする、ということ、
もし可能であれば定期的に検査を
受けるようにすること、になるでしょうか。