眼鏡の処方箋とは?処方箋についての疑問やポイントを解説します!

眼鏡の処方箋(めがねのしょほうせん)とは、
眼科で発行される、眼鏡づくりのための処方箋です。

眼鏡を作る際の方法として
「眼鏡店で直接検査などを行った上で眼鏡を作り、購入する」方法と
「眼科で検査を行い、処方箋などを貰った上で、
眼鏡店に持ち込み眼鏡を作ってもらう」

この2つの方法があります。
※眼科自体で作れる場合もあります。

では、眼鏡の処方箋があると何が良いのでしょうか?
そして、処方箋は必ず必要なのでしょうか。

眼鏡の処方箋のポイントと注意点をまとめていきたいと思います。

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処方箋のポイント

眼鏡の処方箋は、眼科で発行されます。
眼科に「眼鏡を作りたい」ということを伝えるか、
もしくは眼科医から「眼鏡をおすすめします」と言われた場合に
視力や乱視の有無など、色々な検査を行ったうえで発行されます。

手順としては、
①眼科医と相談して、眼鏡を作ることを決定する
②自分の状態に合う眼鏡を作るために詳細な検査を行う
③眼鏡の処方箋を受け取り、眼鏡店へ
④眼鏡店に処方箋を渡し、眼鏡を作ってもらい、後日受け取り

というカタチになります。

眼鏡は度数やそのほかもろもろの要素があり、
”自分に合うもの”を作ることが大切になります。
みんな同じ眼鏡、というわけではなく、
一人ひとり症状に合わせた眼鏡を作る必要がある、
ということになりますね。

そのため、視力検査など、各種検査を受けて
「どのような眼鏡を作ればいいか」を調べ、
記したものが眼鏡の処方箋になります。

眼鏡の処方箋についてのポイントを
詳しく解説していきましょう。

処方箋を貰うにはどうすれば?

眼科に相談してみてください。
眼鏡が必要であると判断されれば、検査などを
行い、処方箋を発行してもらえると思います。
また、眼科医から眼鏡を勧められて、「作ります」と
なった場合にも、同様に検査などが行われます。

ただ、眼鏡が必要ない状態で、処方箋を、などと言っても、
処方箋は作って貰えないでしょうから、
あくまでも眼科医と相談して、ということになります。

なお、眼鏡の処方箋を作るための検査時は
予約が必要な眼科もあります(私の通っている眼科は予約制でした)
どのようにすれば良いかは、通っている眼科、
もしくはこれから行くつもりの眼科に相談するように
してみてください。

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処方箋がないと眼鏡を作れないの?

そんなことはありません。
眼鏡の処方箋がなくても、眼鏡を作ることができます。
ただ、後述する病気などのリスクもありますから、
眼科で検査を受けて、処方箋を作ってもらってから
眼鏡を作る方が、確実なのも確かです。

ただし、処方箋が無くても眼鏡づくりは可能なので
眼科に行かずに、眼鏡屋を直接訪れる方法もあります。
その場合、眼鏡店の方に検査設備などが存在しているので、
視力検査などを行い、その結果を元に眼鏡を作ってもらう、
ということになります。

そのため、”眼鏡の処方箋”がなくても、
眼鏡を作ること自体は可能です。

が、一部お店では処方箋対応しかしていないような
ところもあるかもしれません。
基本は大丈夫だと思いますが、心配であれば
念のため各店舗に確認してみてください
(大手のお店であれば、ほぼ確実に大丈夫です)

病気がないかどうかを確認できる

眼鏡の処方箋を発行してもらう際には眼科に
行くことになります。
そのため、各種検査などを行うことになりますから、
視力低下などの原因が、病的な原因である場合、
それを知ることができます。

眼鏡店に直接足を運んだ場合、多くの眼鏡店では
基本的な検査が中心になりますから、
自分に合う眼鏡を作ることはできますが、
もしも、視力の低下が病的な原因だった場合、
それに気付くことができないまま、病気が進行してしまう
可能性もあります。

そのため、急激に視力が落ちた場合や、今まで眼鏡
を作ったことがないような場合は、眼科に行き、
眼鏡の処方箋を作ってもらった方が、
病気の有無についても確認できるので、おすすめの方法です。

お店は指定されているの?

眼鏡の処方箋は、基本的にどこのお店でも利用できます。
ここじゃなきゃダメ!と指定されているところはないでしょう。
お店の入り口に「処方箋承ります」みたいなことが
書かれている場合も多いのではないでしょうか。

処方箋受付をしていない眼鏡店以外であれば、
どこのお店であっても持っていけば、処方箋どおりに
眼鏡を作ってくれるはずです。

ただ、眼科によっては「このお店で」みたいなところも
あるかも知れませんし、
指定のお店を利用すれば「割引」されるようなケースもあります。
このあたりはそれぞれの眼科によって異なるので、
眼科の先生に確認してみるのが一番だと思います。

お店の割引券などがついている場合は、
基本的に、最寄りの眼鏡店である場合がほとんどです。

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処方箋の有効期限は?

明確な有効期限は定められていません。
眼科によっては、眼科医の判断で期限を定めているかも
しれませんが、古くなった眼鏡の処方箋であっても、
眼鏡店にそれを持っていき、これで作ってください、と言えば
多くの場合は作っては貰えるはずです。

しかしながら、当然のことながら古くなれば古くなるほど、
その処方箋は「その当時の目」の状態にぴったりな処方箋になります。
ですので、何か特別な事情がない限りは、
なるべくは早めに処方箋を眼鏡店に持っていき、
眼鏡を作ってもらうことをおすすめします。

処方箋はいくらぐらいするの?

眼鏡の処方箋を作ってもらう場合には、
当然、費用がかかります。
無料でやってくれる、なんてことはありません。

処方箋の相場として2000円~3000円程度(3割負担の場合)と
言われており、そこそこの金額はかかることになります。

また、眼科の診察を受けるわけですから、当然、費用は
それだけではありません。

もちろん、眼鏡代は別ですから、眼鏡の処方箋から
眼鏡を作る場合に関しては
3000円(3割の場合)+診察料+眼鏡代(特殊なものでなければ1万~2万)
というかたちになります。

そうなると眼鏡の処方箋なしで眼鏡屋に・・・と思うかもしれません。
確かに、眼鏡屋でも、視力の測定などはしてくれますし、
私は眼鏡を複数作っていますが、眼鏡の処方箋から作ったものでも、
眼鏡屋で直接作ったものでも、かけ心地に関しては
特に違いはないように思います。

が、目の病気などをそのままにしてしまうのも危険ですから、
慎重によく考えて決めるようにして下さい。

コンタクトレンズも処方してもらえる?

コンタクトレンズに関しても、処方箋を出してもらうことが
基本的には可能です。
このあたりは、眼科によって異なる場合もありますから
眼科医の先生としっかり相談して、決めるようにしましょう。

また、眼鏡とコンタクトレンズ、どちらを勧められるかなども
その時の症状などによって異なりますから、
よく相談して、決めるようにしましょう。

もしも眼鏡ではなく、コンタクトレンズを希望するのであれば
はっきりとそのことを眼科の先生に伝えておくようにしましょう。

まとめ

眼鏡の処方箋が必ず必要か、と言われると必ずしもそうではありません。
眼鏡店では、検査の設備などが整っていますから
視力などを検査した上で、最適な眼鏡を作ることが可能です。
費用だけで言えば、その方が安いでしょう。

ただし、専門的な眼鏡を作る場合だったり、
病気の有無などが分からない場合、
初めてメガネを作る場合などに関しては、やはり
眼鏡店でしっかりと処方箋を貰って、
眼鏡屋に行く方が、確実ではあると思います。

とは言え、それは強制的ではありませんから
最終的には上記のようなことから判断して、自分で
決めるようにしましょう!

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