目薬を使いすぎるとどうなるの?注意点を解説!

目薬は、目のかゆみや疲れ目など、
色々なタイミングで、
役立ってくれる存在です。

しかしながら、各種目薬には、
必ずと言っていいほど、”用法”が定められており、
1日何回、ということも目安として
記載されています。

ついつい、疲れ目の症状が酷かったり、
目のかゆみが酷かったりすると、目薬を”乱用”してしまうようなことも
あるかもしれませんが、
そういったことをしてしまうと、
目の健康のために使っているはずの目薬が、
逆効果になってしまう可能性があります。

そのようなことになってしまわないためにも、
目薬を使う際には、しっかりと”回数”に注意して
使うようにしましょう。

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使いすぎると逆効果になる可能性

目薬を使いすぎるとどうなってしまう可能性があるのか。

答えとしては目薬の成分が目に残ってしまったり、
大事な目の構造に支障をきたしてしまうことになり、
結果的に”角膜を傷つける”などのことが
起きる可能性があります。

そうなってしまうと、目の健康を守るどころか、
逆に目を傷つけてしまうことになり、
最悪の場合は、眼科で診察を受けたり、
治療が必要になったりすることもありますので、
注意するようにしてください。

1度のミスでそうなるということではない

上のようなことが起きるリスクがあるのは事実ですが、
一つ勘違いをしてはいけないことは、
”1度ミスをしたぐらいで目の健康を害するような可能性”は
まずありませんので、その点は安心してください。

どういうことかと言うと、
1日3~4回と書かれている目薬を、
間違えて6回使ってしまったとしても、
”それだけで”視力が大幅に下がったり
健康を害したり、失明してしまうようなことは”まずありえない”
と、いうことです。

それを長期続けていると悪影響が出る可能性がある、
ということだけであり、
用法を守っているつもりだったけれど、時々ミスをしてしまった、だとか
その程度のことであれば、
いきなり目の健康を害することはありませんので、
この部分は安心してください。

逆に”大丈夫かな、大丈夫かな”みたいに
心配しすぎることの方が逆効果になりかねないので、
この点はしっかりと覚えておきましょう。

あくまでも”ずっと用法を守らずに使い続けていると”
目を傷めたりしてしまう可能性がありますよ、
というお話になります。

多少、間違えてしまったぐらいであれば問題ありません。

・長期間にわたり、用法を守らない状態を続けている
・極端におかしな使い方(1日100回使うなど)をする

などでなければ、そこまで過剰に
心配する必要はありません。

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悪影響が出てしまった場合はどうすれば?

目薬の用途を間違えて
過剰に使いすぎてしまい、もしも目の調子が
悪くなってしまったらどうすれば良いのか。

この場合は、目薬を使いすぎたことが原因であったとしても
そうでなかったとしても、
まずは”眼科”の診察を受けるようにしてください。

眼科で診察を受ければ、
自分の目の状況がどうなっているのか分かりますし、
心配ないならないで、安心することができるほか、
もしも何か異常が起きてしまっている場合でも、
眼科に相談したのが早ければ早いほど、その後の治療に関しても
スムーズに進めることができるでしょう。

そのため、”目薬を使いすぎてしまって調子が悪くなってしまった”と
感じるのであれば、目薬の回数をいったんセーブしつつ、
なるべく早めに眼科の診察を受けることをお勧めします。

なお、必ずしも”目薬”が原因とは限らず、
調子悪くなるタイミングが偶然一致してしまっただけの
可能性も十分にありますが、
いずれにせよ、眼科の診察を受ければ
そのあたりも含めて原因は分かりますので
まずは眼科の診察を受ける、ということが
何よりも大切になります。

使わないとダメな気がしてきてしまう

目薬を使いすぎると生じる問題の一つが
”それを使わないとダメな気がしてきてしまう”
というところですね。

目薬に限った話ではありませんが、
人間、毎日それを使っていると
”それを使わないと調子が悪くなってしまうのではないか”
だとか、そういうマイナス方面に
物事を考えてしまう人も実際に存在します。

例えば、目薬の場合で言うのであれば
”目薬を使わないと、目の調子が悪くなるんじゃないか”と
感じてしまったり、
”目薬を使わないと、何となくしょぼしょぼするような気がする”と
感じてしまったり、
そういうことですね。

一度こうなってしまうと、当然のことながら、
目薬を”意味もなく使う”ようになってしまうため、
自分の健康のためにもよくないことです。

”必要な時は使う”
”必要のないときは使わない”
こういったメリハリをつけていくことは
とても大事なことなので、
しっかりとこのあたりは、自分自身の中でも
覚えておく必要があります。

意味もないのに使えば、費用の無駄遣い

目薬は、市販のものであれば
500円以下で購入できるものも多いですし、
金銭的な負担は、そこまで大きいものでは
ありません。

しかしながら、だからと言って
”何となく使わないといけない気がする”のような、
意味もない理由と化してしまっている場合、
1個数百円程度であったとしても、
当然それは無駄遣いですし、
先程から書いているように、目薬を無駄に乱用すれば、
目にダメージを与えてしまう原因を作ることにも
なりかねません。

数百円であったとしても
”目薬を使わなくても大丈夫”なのであれば
その分のお金を他のものに使った方が、
当然あなたにとっても有意義なお金の
使い道となりますからね。

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効果のあるものを選ぶことも大事

目薬には、それぞれ用途があり、
どんな目の症状にでも対応しているわけではなく、
目の症状に応じて、色々な目薬が発売されています。

そのため、その中からしっかりと
”効果のある目薬”を選んでいくことも大事になりますね。

自分にとって効果のない目薬や
自分の症状とは的外れの目薬を使い続けていても、
当然のことながらそれがプラスになることは
ありませんので、
この点にも注意が必要です。

”意味のある目薬の使い方”を
しっかりとしていく、ということも
大事なポイントの一つになりますね。

必要な目薬は使う、必要のないものは使わない

今回のお話は”目薬自体が悪い”と、
言っているわけではありません。
目薬はちゃんと用法を守り、
適切なものを利用していれば、
目の健康を守ることにも繋がりますし、
目に何らかの症状が出ている場合、それを和らげたり、
治療してくれる大切な存在です。

ですので、”必要な目薬”に関しては
用法を守った上でどんどん使っていただいて大丈夫ですし、
利用することを躊躇する必要はありません。
必要な目薬を使わない、なんてことになってしまうと、
逆効果ですからね。

ただ、ここまで書いてきた通り、
用法に書かれた目安の回数を大幅に超えて
使うようなことがあったり、
”使う必要がない”にも関わらず
目薬を何度も何度も使ったりしていることは
意味がありませんし、これは逆効果になってしまいますので、
そのようなことがないように、
注意するようにしましょう。

まとめ

目薬自体は、しっかりと用法を守り、
自分の症状・状態に適したものを使えば、
役立ってくれる存在です。

ただし、必要ないにも関わらず使っていたり、
”使いすぎ”と言えるような使い方をしていると、
目の健康を逆に損なってしまったり、傷つけてしまったり
する可能性もありますので、
そのようなことになってしまわないように、
注意していきながら
”正しい目薬の活用”を心がけていきましょう。

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