ビジュアルスノウの「辛い」気持ちはいつかは消えるものなの?

ビジュアルスノウを発症すると、
最初のうちは本当に”辛い”日々が続きます。

私も、2018年にビジュアルスノウを発症した当初は
本当に辛い日々が続き、
仕事中も、食事中も、お風呂の最中も、寝る時も、
ビジュアルスノウの症状のことばかり、
頭の中で考えてしまうような、
そんな状態になってしまっていました。

それほどまでに、ビジュアルスノウの症状というものは
大きな負担になるものです。

もちろん、併発症状なども人によって異なりますし、
視界の砂嵐の強さも人によって異なると思いますから
一概に言うことはできませんが、
”辛い”と感じる人にとっては、
いつまでこれが続くのか…と、うんざりしてしまうことは
あると思います。

では、ビジュアルスノウの「辛い」という気持ちは
消えることはあるのかどうか、
これを解説していきます。

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こんなに辛くても「慣れ」は出て来る

私もビジュアルスノウを発症した当初、本当に
毎日が不安でしたし、
あまりにも強い不安と負担から
色々な精神的な症状まで出てきてしまった状態でした。

それまで、どんなに仕事がブラック企業で
毎日朝から夜まで残業でも
精神的には全く大丈夫だった私でも、
精神的に参ってしまうほど、
予想以上に辛いものがありました。

…が、最初はそんなにつらい状態だった私も
年月の経過と共に”不安”は消え、
現在ではすっかりと慣れています。

これを書いている現在、ビジュアルスノウ発症から
まもなく5年になろうとしていますが、
5年も耐える必要はありません。
その点は安心してください。

と、言うのも私自身は既に2019年には
”ビジュアルスノウに慣れた”状態になっており、
1年目だった2018年に感じていた不安や、
不安に伴う併発症状などは全て消えていました。

”私の場合は”ですが、
最初の1年がとてもつらい状態で、
残りの4年間は”安定”という状態が続いている…
そんな感じです。

もちろん、私としてはビジュアルスノウの症状が
消えてくれることを今でも望んでいますが
”今の状況が続くのであれば”症状は続いていても
人生に大きな支障はないまま、過ごすことが出来そうです。

最初は本当に”絶望”と言えるような状況だったので、
ここまでに回復するとは私自身も驚きですが、
実際に今、こうしてビジュアルスノウのことは
ほとんど悩むことなく、日常生活を送ることが出来ています。

「治った」わけではない

上のようなことを書くと誤解されてしまうような気もしますが
決してビジュアルスノウ自体が”治った”わけではありません。

あくまでも”辛い”という気持ちが消えた、ということです。

精神的な不安が消えて、
それに伴い”辛い”と感じなくなった、という感じですね。

これは”完全に諦めて不安がなくなった”と、言うよりかは
感覚としては”症状に慣れて適応できた”という感じの
前向きな”不安の消滅”で、
実際にビジュアルスノウになってから最初のうちは
本当に辛い日々でしたが、
その症状に慣れてくると、不思議なことに
次第に気にならなくなってきます。

”諦めて絶望して…”ということではなく、
”症状に慣れて気にならなくなる”という形での
不安の消失です。

人間の適応能力…と、でも言うのでしょうか。
今ある現状で生きようとする人間の力は
凄いものですね…と、言いたくなるようなぐらいに
自分でも驚くほど、慣れて気にならなくなりました。

大体、感覚的に言えば最初の1年ぐらいの間が辛く
そのあとは不安が消失して、楽になった…、という状態です。

なりたての頃の気持ちを考えると、
今、こうして”何も不安を覚えずに普通にしていられる”ことが
奇跡のようにすら思えてしまいますが、
びっくりなことに、本当に慣れるので、
ビジュアルスノウに対する”辛い”という気持ちは
ほとんどなくなり、”通常の生活”に戻ることができています。

最初の1年は、他のことをしている最中でも
”ビジュアルスノウの症状のこと”が頭の中に浮かんできて
そのことばかり考えてモヤモヤしているようなそんな状態でしたが、
今ではこうしてビジュアルスノウのことについて書いていて、
”やっぱりまだ症状はあるな…”と、思っていても、
辛いという気持ちは無くなっているぐらいに回復しています。

そのため、”最初はどんなに辛いと感じても”
個人差はあると思いますが、必ず、その”辛い”が
ある程度緩和されるタイミングが出て来るはずです。

そうなってくると、かなり気持ち的に楽になるので、
最初は辛くても”そう言う時が必ずやってくる”ということは
覚えておくと、ある程度、気持ち的には楽になると思います。

私の時は”ビジュアルスノウに慣れる”と言っている人も
見つかりませんでしたし、
本当に毎日不安続きでした。

今、私が書いているような、
”私はビジュアルスノウに慣れました”というような記述を
当時、私も見ることができていれば
あそこまで不安に思わなくても済んだのかもしれません。

そういう経験もあるので、
実際に私は楽になった、ということは
ここに書き記しておきたいと思います。

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最初の1年を乗り越えること

ビジュアルスノウの辛い気持ちは、
時間の経過と共にだんだんと和らいでいきます。

そのためにも、大事なことは
”とにかく”最初の1年を乗り越えていく…
と、いうことになります。

最初の1年をいかにして乗り越えるか、
これが非常に大事になってくるポイントで、
”一番つらい”のは、最初の1年です。

上手くいけば、私のように2年目以降はほぼ横ばいで
あまり気にしないで生活できるようなことも
あると思いますし、
そうでなかったとしても、ビジュアルスノウであれば、
1年目が一番変化のタイミングなので、
それを乗り越えれば幾分か楽になります。

私の場合は、↑でも書いたように、
最初の1年を乗り越えた後は、症状自体は治ってはいないものの
”普通に生活ができるように”なりましたし、特に気にするような
場面もほとんどなくなりました。

症状も、ビジュアルスノウが発症して、
最初の数か月間は、どんどん悪化しているような、
そんな感じでしたが
その悪化も止まり、今は”症状に変化がない状態がずっと続いている…”と、
そんな状態になっています。

そういった意味でも最初の1年間が本当に一番つらいですが、
”これから先もっとつらくなっていく”(私も最初はそんな風に思ってしまっていました)ではなく、
”最初の1年ぐらいを乗り越えると気持ち的にはだんだんと楽になっていく”が
実際に体験した上で実感したことなので、
最初は本当に辛いとは思いますが、ある程度そういうこともある、と、
その点は希望を持っても良いと思います。

私がビジュアルスノウになった当時は、先ほども書きましたが
そういう話を見つけることは私は出来なかったので
”このままどんどん調子が悪くなっていくのかもしれない”とか
”ずっとこの状況(気持ち的な部分)で生きていくことになる”とか、
本当に、精神的にきつい状況が続いていました。

が、今になって思えば”だんだんと気持ち的には楽になる”というのが
実際に私を待ち受けている未来でした。
症状自体は変わっていませんが、そこに関してはある程度
希望もあるので、今は辛い方も、慣れる日が来るかもしれない、ということは
一つ、心の中にとどめておくと良いと思います。

まとめ

あの辛さが、ここまで回復するとは
本当に、私自身も信じられない気持ちです。

ですが、今、こうして”症状はそのまま”ではありますが、
気持ち的には大幅に回復したのは事実です。

もちろん、個人差はありますが
人間の適応能力の凄さというものを、
ある意味実感することができました。

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