夜になると、ビジュアルスノウの症状が
悪化してしまい、辛い…
そんなこともあると思います。
私も真っ暗な部屋にいると、
ビジュアルスノウの砂嵐が目立ったり、
暗闇にいると目がチカチカするような気がしたり、
実際にしてきたり、
それに加えて、砂嵐・チカチカのせいで、
以前よりも暗い場所での見え方が
悪くなってしまいました。
そんな”夜になるとビジュアルスノウが辛い”という場合
どうすれば良いのかを、
私の経験も踏まえながら解説していきます。
夜は「目立ちやすい」タイミングの一つ
夜はビジュアルスノウが目立ちやすいタイミングの
一つです。
理由としては、ビジュアルスノウの砂嵐やチカチカなどの
症状が「目立ちやすい」が、まず一つで、
”他の色々なもの”を見ている状態だと、
ビジュアルスノウは「他のモノ」と混じってある程度
見えにくくなりますが、
「暗い場所」「白い壁の前」「空」などなど、
”単純な色合いのもの”を見つめていると非常に目立ちます。
飛蚊症などの場合は、黒い点粒のような浮遊物が見える、
という症状なので、夜の暗闇では
分からない
(実際に私は飛蚊症も小さい頃から発症していますが
暗闇の中では飛蚊症は判別できません)のですが、
ビジュアルスノウの場合”見える余計なモノ”は黒ではなく、
チカチカとするような、場合によっては色のあるザラザラになるので、
飛蚊症とは異なり、暗闇でも目立ちますし、
私の場合は「明るい場所よりも余計に目立つ」感じがしています。
元々”夜”や”暗い場所”自体が
ビジュアルスノウの見え方の特性上、
「目立つタイミングの一つ」になりますので、
暗い場所で見え方が悪化したように感じても、
パニックになったりはしないようにしましょう。
それは「ビジュアルスノウの通常の特徴の一つ」です。
もちろん、人によって感じ方にも、症状にも個人差は
ありますから
「暗い場所でも特に何も感じない」のであれば
それはそれで良いことなので、
「なんで自分が暗い場所でも平気なのだろう…?」とか
そんなことは気にしなくても、大丈夫です。
夜の見え方を改善する方法は…?
私も色々試して来ましたが、
暗闇の中での「見え方自体」を改善することは
なかなか難しく、簡単に治れば、苦労はしません。
なので、気持ちの部分でなるべく負担に
感じないように、
そして、なるべく見え方がマシになるように
対処していくのが近道であるかと思います。
もちろん、暗い部屋にいないようにする、
暗い場所にいかないようにする、
というのも一つの身を守る方法ですし、
後述する”ビジュアルスノウについて知る”と、
いうことも大切な要素の一つです。
一度ビジュアルスノウになってしまうと
「明日から、夜の見え方も改善しますよ」みたいな
夢のような方法は、残念ながらありませんし、
それがあれば、私もこのようなサイトを作ることもなく、
今頃ビジュアルスノウのことなど忘れて
快適な生活を送っているはずです。
ですが…現実的には短期間で「夜にビジュアルスノウが気にならなくなった!」とか
「ビジュアルスノウが治った!」みたいなことは難しいので、
色々と対策を練っていく必要があります。
ただし、絶望する必要はなく、
私自身、ビジュアルスノウになってから、この記事を書いている現在で
既に4年が経過しており、症状が治っていることも
ザンネンながらありませんが、
”夜の暗闇でも不安を感じたり、気にしたりすること”は
全くない、と言えるような状況にまでなったので、
そういった状況に持ち込んでいける希望は
十分にあると思います。
特に症状が出始めた直後などは”非常に辛い”とは思いますし
私もそうでしたが、色々と対応していき、
少しでも”気持ちの部分”で楽になっていく、ということも
大切になります。
ビジュアルスノウを知ることが大事
夜になると見え方が悪くなる…
暗闇にいるといつも以上にチカチカする気がする…
そんな状態だと、どうしても不安になってしまいますよね。
私も当初、暗い部屋に入った際に
チカチカしてしまってかなり強い不安を感じたものです。
(このまま倒れるんじゃないか、みたいな恐怖も感じましたね…)
ですが、実際のところ”他の病気”などでなければ、
ビジュアルスノウが原因で失明したり、命を落としたりする可能性は
限りなく低く、そのような話は、私自身が調べた限り、および
体験した限りでは聞いたことがありません。
もちろん、未知の部分も多いものですから「絶対」と断言は
できませんが、ビジュアルスノウで失明しました、だとか
命を落とした理由がビジュアルスノウです、だとか
そんな話は聞きません。
そのため、ビジュアルスノウは非常に辛いものではありますが
「命にまで係わることではない」「失明まではいかない」と
知るだけでも”かなり”楽になるはずです。
実際に私自身も、ビジュアルスノウ発症から4年が経ちましたが
ちゃんと目自体は見えていますし、
ちゃんと生きています。
あれだけ強い不安を感じる症状が出ていて、
今も症状はありますが、
当初の不安感に関しては、嘘のようになくなっています。
もちろん、ビジュアルスノウのことを知ったから、だけではなく
他にも色々な要因が積み重なって今に至っていますが、
”失明することは(まず)ない”
”命を落とすことは(まず)ない”
ということを理解できただけでも、
私にとっては非常に大きな支えになりましたし、
気持ちの面でも、かなり楽になった部分の一つでした。
こういった”少しでも安心を積み上げていく”ということも
ビジュアルスノウと向き合っていく上では
とても大事なことになりますので、
覚えておいても、損ではないかと思います。
ただ、当然のことながら、
”他の病気である可能性などは検査を受けて排除しておく”
ということは重要なことです。
私も実際、ビジュアルスノウ発症当時は
目・脳・耳・血液など様々な検査を
必要に応じて受けました。
”ビジュアルスノウと決めつける”のは危険ですが、
”他の病気の可能性は限りなく低い”と、いう状態に
なったのであれば、ビジュアルスノウの特性を知り、
自分の中である程度の安心感を身に着ける、ということは
とても大切なことの一つになります。
相談できる医師を見つける
話を聞いて、一定の理解を示してくれる先生を
見つけることもとても大事なことです。
私の場合も、それは大きな力になりました。
今も、私は暗闇ではかなりチカチカしますし、
症状は変わっていません。
しかしながら、今ではチカチカしても
強い不安を感じることもなく
”いつものこと”として冷静に対応できています。
最初の頃は、目をつぶるとチカチカしたり、
ザラザラした色とりどりの点が見えたりすることに
強い不安を感じたりしたこともあり、
それで寝つきも悪くなってしまっている時期も
あったぐらいでしたが、そういったことも
無くなりました。
「少しでも自分の心にとってプラスになること」
それを、少しずつ積み上げていくことで、
本当に気持ちの部分・不安に思う気持ちが
大きく変わってきますので、
少しずつでも、「良い方向」の物事を
積み重ねていく、ということは
非常に大事なポイントになってくるかと思います。
まとめ
夜になるとビジュアルスノウが辛い…
そんな場合は、
状況に応じた「対症療法」が必要であれば
医師の相談を受けつつ、それを行い、
あとは
・ビジュアルスノウ以外が原因でないか
目や脳など必要な検査をして「安全」を確認しておく
・ビジュアルスノウについての理解を深める
・症状に一定以上の理解を示してくれる先生を探す
・少しずつでも気持ちが楽になることを日々、探し、実践していく
などの点に気を配りながら日々を過ごしていくことが
大切になるかと思います。
それでも”最初は本当に不安”だと思いますが
私のように、時間の経過とともに「気持ちが一気に楽になる」ことは
実際にあるので、諦めずに、希望だけは捨てないようにしてください。
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