緊張型頭痛とは?締め付けられるような感じを伴う頭痛!

頭痛にも色々な原因と種類があります。

その中の一つが
緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)と呼ばれるものですね。

この頭痛は、脳梗塞だとか脳出血だとか
そういう危険なものを起因とするものではなく
一次性頭痛(いちじせいずつう)と呼ばれる頭痛の一つで
脳の病気以外の原因によって引き起こされる頭痛の一つです。

当サイトで書いている「目」が原因となって
この緊張型頭痛が起きることもあります。

こちらでは、この頭痛の
症状、原因、治療方法などについて
順番にお話をしていきたいと思います

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どのような頭痛なのか?

緊張型頭痛はストレスなど、精神的な部分が原因の場合や
肩こりなどが原因のものなど、
色々な種類が存在します。

頭を締め付けられるような圧迫感を伴うようなことも
あり、辛い頭痛の一つです。
一次性頭痛と呼ばれるタイプのもので、
脳に異常が起きている、だとかそういうことではなく
ただちに命に関わったりするようなものではありませんが
とてもつらい病気であることには変わりありません。

ちなみに、二次性頭痛というのは、
病気が原因による頭痛です。
脳腫瘍だとか脳出血系だとか生命に直接かかわる可能性の
ある頭痛になります。

緊張型の原因は何なの?

緊張型頭痛…
名前からすると緊張しているだとか
そういう部分が関係しているイメージを
受けるかと思います。

原因としては様々な原因があり、
いずれも、緊張型頭痛を引き起こす可能性のあるものになります。
下記のようなものが、緊張型頭痛の原因と言われています。

・精神的な不安
・ストレス
・不規則な生活
・長時間のデスクワーク
・同じ態勢を続ける
・枕などが合わない
・運動不足によるもの
・関節の異常などによるもの
・眼精疲労によるもの

などなど、
この通り、原因は様々な分野に広がっています。

ストレスや不安などに関しては
緊張型頭痛でなくとも、他の色々な病気や
症状に繋がっている部分になりますし、
長い時期間同じ姿勢をしている人も
この頭痛になりやすいので、
そういった面に関しても注意をしなくてはなりません。

100パーセント予防することは
難しいのが現実ですが、思い当たる部分が
あるのであれば、そうなってしまわないように
しっかりと注意することが必要になります。

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どんな症状が出るの?

緊張型頭痛はどんな症状が出るのでしょうか。
”頭痛”と名前がついているので、
当たり前のことですが、頭痛の症状が出てきます。
痛みとしてはさほど強いものではないのですが
ジワジワと長い間続くタイプの頭痛で、
厄介な頭痛であることには変わりはありません

後頭部から首にかけて、痛みが発生することが多く、
何かに締め付けられたかのような圧迫感を
伴うこともあります。
一度治ってもまた繰り返し、長期的に続くことも
この頭痛の特徴になりますね。

私自身も緊張型頭痛の症状が出ており、
私の場合はデスクワークが長いので
前述した原因のうちの「同じ姿勢」だとか「眼精疲労」だとか
そういう部分に当てはまるのだと思います。

頭痛以外の症状として
「光や音に敏感になる」という症状をはじめ
肩こりや目の痛み、倦怠感、
ふわっとしためまいなどに繋がることもあります。

どのような症状が出るのかは
人によって個人差がありますが
基本的には頭痛+αというカタチに
なるかと思います。

頭痛が出たらどうすれば?

頭痛には、危険な頭痛とそうでない頭痛が存在します。
そうでない頭痛の場合は、辛いですが、命に関わるようなものではないので
その点に関しては安心しても良いかと思います。

ただし、自分の頭痛の原因を
自分自身で判断することはなかなか難しいのも事実です。
上の症状のところに書いたような特徴があれば、
そこから予測することはできても、確実な答えは分かりません。

不安であれば、脳神経外科などを受診して
頭痛の症状を説明し、診察を受けた方が確実です。
どんなに自分で「これだろう」と思っていても
どんなに自分で色々なことを調べたとしても
脳の中を見てみない限り、その確実な原因は分かりません。

病気かもしれませんし、
単純に緊張性頭痛かもしれません。

頭痛がいつまでも続く場合や
辛い場合、自分で不安を感じてしまうような場合に関しては
脳神経外科でしっかりと診察を受け、
先生に診断してもらうことを強くおすすめします。

結局のところ、市販の頭痛薬を飲んでも、
ネットで色々な情報を調べたり質問したりしても、
検査を受けない限り、病気なのか違うのかを
確認することはできないのです。

しばらく様子を見てみることは
問題ないとは思いますが
自分でしっかりとタイミングを考えて
必要に応じて病院を受診するようにして下さい。

どんな検査をするの?

どのような検査をするのかどうか。
頭痛で病因を受診して、先生が必要と判断した場合は
CT、もしくはMRIによる検査を行うことに
なるかと思います。

どちらの検査の場合も
寝台に横たわり、そのままじっとしているだけで
検査は終わるので痛いこともありませんが
閉所恐怖症の方には辛い部分もあるかと思いますので
その点は事前に先生に相談するなどして対応を
考えるようにしてみてください。

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治療方法は?

緊張型頭痛を治療する方法はあるのでしょうか。
治療方法としては、
生活習慣の見直し、血行の改善、
頭痛の痛みに対しては頭痛薬などによる対処、
というかたちになるかと思います。

緊張型頭痛の原因となっている要素を
取り除いたり、緩和したりさせながら
症状改善を行っていく、という流れですね。

何もせずに緊張型頭痛そのものを
いきなり治してしまうような夢の治療は
存在しないので、頭痛やめまいなどの
症状を抑えつつ、緊張型頭痛の症状が
なるべく発生しないような生活スタイルを
作っていく、ということになります。
(先生によって判断は異なります。
 必ず、医師の指示に従うようにして下さい)

ストレスや不安などの原因となっているものに
心当たりがあるのであればそれを取り除くこと、
パソコン作業だとか、不規則な生活などの部分に
心当たりがあるのであればそれを
医師と相談しながらしっかりと治して行くことが
大切になります。

頭痛が酷い場合に関しては痛み止め、
めまいの症状が出ている場合はそれに対応した薬など
対症療法などが行われることになります

放置しておくとどうなるの?

緊張型頭痛を放置しておくとどうなってしまうのか。
緊張型頭痛自体で、命にどうこう、ということに
発展する確率としては低いとは思いますが、
原因が取り除かれないまま、症状を放置しておけば
それがどんどん悪化していく可能性は
十分に考えられます。

そのため、頭痛が長く続くようであれば
脳神経外科などでしっかりと原因を突き止めて
必要であれば治療を行うことは非常に重要になります。

また、自分自身で勝手に
緊張型頭痛であると判断してしまうことも
非常に危険な行為であり、
その頭痛が本当に緊張型頭痛によるものなのかどうかも
確認しておいたほうが良いでしょう。
もしかしたら、その頭痛は一次性のものなどではなく
別に原因が隠れている可能性もあります。

脳は人間にとって非常に大切な部位になりますので
絶対に油断等しないようにしましょう。

まとめ

緊張型頭痛は、慢性的に続くこともあり
本当に大変な症状の一つです。
命に影響するようなものではないとは言え
辛いものは辛いですし、
なかなか人に理解してもらえないことがある、
というのはとてもつらいことです。
「気のせいだろう」だとか「大げさな」だとか
この頭痛に対して理解を示してくれないような人がいるのも
事実ですが、焦らず、理解してくれる先生を見つけて
相談していくことも大切になります

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