雪眼炎とは?雪目とも呼ばれるスキー後などに起こる症状!予防法は?

病気・症状

雪眼炎(せつがんえん)と言う言葉をご存じですか?
雪目(ゆきめ)とも呼ばれる症状で、
強い紫外線に目が長い時間晒されたことによって、
角膜などに傷がつき、目の調子を崩す症状です。

スキー場における、強烈な日差しや、雪で反射する紫外線、
海水浴場などに出かけたあとなどになりやすい症状です。

時間差で症状が出てくるので、
スキーを終えた後にこの症状に苦しんだ!などという
方も多いのではないでしょうか。

今回はこちらの症状について、解説していきます。

雪眼炎とはどんな病気?

目の角膜に炎症をきたす病気で「雪目」とも呼ばれている症状です。
主にスキーや、海水浴場など、そういった場所に行った方が
長期の紫外線にさらされることによって、角膜が炎症してしまい、
症状を発症してしまいます。

どうしても、スキー場や、海水浴場のような場所では
長い時間、紫外線に目が晒されることもあるのは
仕方のないことですが、
雪目の症状になってしまうと、辛いですから、
できることなら、しっかりと予防をする(予防方法は後述)も
大切なポイントとなってきます。

原因は紫外線

雪眼炎の原因は、強い紫外線です。
強い紫外線を長期間、目が浴びることによって、
角膜を傷つけてしまい、色々な症状が出てしまう、というものになっています。
山登りなどでも強い紫外線にさらされるので、注意が必要なもののひとつと
されています。

また、雪眼炎などという名前ではありますが、
上でも書いている通り、海水浴場などでもなりますから、
名前で勘違いしてしまいそうですが「雪」そのものが原因なわけでもありませんし、
雪が無い場所でも、紫外線に当たり続ければ”雪目”になってしまう
可能性は充分にあるわけですから、注意はしましょう。
ほか、屋外レジャーだけではなく、日焼けサロンなどで、
雪目の症状になってしまう人も居ます。
こういった一面もあると言うことも、覚えておいた方が
良いかな、とは思います。

とは言え、スキー場などは強い紫外線と、雪から跳ね返る紫外線で
この雪眼炎症になりやすい、ということは事実ですから、
スキーなどをする場合には、注意を怠らないようにしましょう。

症状はどんな症状?

雪眼炎の症状は、どのような症状が出るのでしょうか。
まず、症状が出るタイミングとしては
強い紫外線に晒されてすぐ、ではなく、数時間後と
されています。
大体10時間以内には症状が出るようですが、
すぐに発症するわけではないのです。
ちょうど、レジャーなどから帰宅したあたりから
目の調子が変だなぁ、と感じ始めるようなことも
あるので、注意しましょう。

症状としては
・目がゴロゴロする
・目から涙が出て止まらない
・目が痛い
・まぶしい
・充血する

などの症状になります。
痛みと涙とまぶしさで、目を開けられなくなってしまうぐらいに
なってしまうこともあります。
また、重症の場合、視力低下などを引き起こすことも
ありますから、その場合は、早めに眼科を受診することを
おすすめします。

症状が出た場合はどうすれば?

まずは、眼科を受診するようにして下さい。
軽い違和感程度であれば問題ない場合もありますが、
目が痛い、だとか、目を開けられないだとか、そういうレベルの
症状が出てしまったら必ず眼科を受診しましょう。

雪目の症状であれば、直前にスキーや海水浴場、登山など、
何らかの紫外線に長期当たることをしているはずです。
思い当たることがあるのであれば、自分が雪目になった、
ということも分かりやすいかとは思います。

なお、紫外線に当たるようなことは何もしていないのに
上記のような症状が出ている場合は、雪目ではないかと
思われます。
ただ、何らかの目の異常があるのは確実ですので、
眼科を受診することをおすすめします

眼科ではどんな検査をするの?

眼科を受診した際には、痛みで目が開けられないことが
多いですから、まず、点眼薬により麻酔をかけて、
目を開けられる状態にした上で診断することになります。

紫外線に当たったかどうかの問診などを行ったうえで
細隙灯顕微鏡による検査などが行われます。
この顕微鏡による検査は目に光を当てるだけですので、
特に痛みだとか、そういうものはなく、時間がかかることも
ありませんから、心配する必要はありません。

この検査などにより角膜に傷が出来ているかどうかを確認し、
雪目かどうかを判断します。
コンタクトレンズによるもの、ドライアイによるものでも
似たような症状が出る場合がありますから、
眼科医の方が問診と検査して、判断するかたちになります。

治療はどのように行うの?

治療は、点眼薬などを用いた治療になります。
通常、雪目で手術などになることはありませんから、
その点は安心して下さい。
抗生物質の点眼薬とビタミン系の点眼薬などを用い、
目の痛みに対しては、鎮痛薬などが処方されるかたちになります。

場合によっては眼帯などの利用を勧められる場合もあります。
医師の指示通りに点眼薬などをしっかりと用いて、
目を安静にしていれば数日以内には、雪目の症状は
収まります。
その間は無理をしないように、目を休ませるようにしましょう。

放置しているとどうなるの?

雪目の症状を放置していると、自然に治ることもありますが
角膜の傷などから、別の病気に発展する可能性があります。
また、重症の場合は、視力にも影響が出ることがありますから
決して放置することなく、適切に治療を行うことが大切に
なるかと思います。

放置して治るものもありますが、基本的に、放置していると
何か別の病気に繋がったりしてしまうことも、目の病気では
多いことですから、早めに眼科の治療を受けることが
望ましいです。

また、100パーセント雪目とも限りません。
別の病気が偶然同じタイミングで、ということも十分に
考えられますから、その点に関しても注意はしておかなくてはなりません。

とにかく、辛い症状が出た場合は、まず眼科の診察を受けることです。

予防するためには?

雪目の症状を予防するためには、
サングラスを用いることが推奨されています。
UVカットできるサングラスやゴーグルを利用することで、
雪目の症状になることを防ぐことができますから、
スキーやレジャーなどに出かける際には、
必ずサングラスを用意しておきましょう。

また、注意したいことがいくつかあり、
1つは「季節」。
真夏だけではなく、真冬でも紫外線は充分に
降り注いでいます。
スキーなどの季節でも、紫外線は強いので、
この点は忘れないようにして下さい。

また、天気にも注意です。
雨だと流石に弱まりますが、曇りの日は、
案外、紫外線というのは強いものなのです。
直射日光と紫外線はベツモノですから、
太陽が出ていない場合でも、雪目になる可能性は
充分にありますから、警戒を怠らないようにしましょう。

100パーセント確実なのは、スキーなどの
レジャーを避けることですが、そこまでしなくても、
サングラスなどでしっかりと予防することができればこの症状は
避けることができますから、ちゃんと対策して、避けるようにしましょう!

まとめ

せっかくの楽しいスキーや海水浴、山登りなどなどが、
雪目によって台無しになってしまう可能性もあります。
雪目を予防することは、それほど難しいことではありません。
紫外線は怖いものである、ということをしっかりと認識して、
サングラスやゴーグルなどをしっかりと用意するようにしましょう。

なお、サングラスなどでも横から紫外線が入ってきたりするため、
100パーセント予防できる!というわけではありませんから、
そのあたりも、しっかりと覚えておきましょう!