眼精疲労になった場合、パソコンを使った仕事はどうすれば?

眼精疲労(がんせいひろう)とは
目の疲労が蓄積されて
回復が追い付いていない状態のことを
示す言葉です。

パソコンやスマートフォンなどの長期使用でも
こういった症状になってしまう可能性がありますが、
とは言っても”パソコンを使った仕事”をしている場合
”眼精疲労になったから休みます”ということも
なかなか難しいですし、
自営業やフリーランスの場合であれば
尚更です。
眼精疲労で休んでいたら、収入が無くなってしまいますよね。

では、眼精疲労になってしまった場合、
パソコンの仕事はどうすれば良いのでしょうか。

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基本的には続けるしかない

仕事に関しては、
自分ですぐに転職したり、同じ会社内で別の仕事に
異動したりできるのであれば
それでも構いませんが、
そうでない場合は
基本的には”続けるしかない”というのが答えに
なるかと思います。

と、いうのも、いきなり”眼精疲労になったから仕事辞めます”は
厳しいと思いますし、そこまでする必要はありません。
自営業などの場合でも「いきなり仕事をやめる」なんてことを
していたら生活ができなくなってしまいます。

私も実際にパソコン仕事で眼精疲労になってしまいましたが
その後も仕事を続けていますし、
注意するべき点にしっかり注意していれば
仕事を続けること自体は、よほどのことが無ければ可能です。

もちろん、他に選択肢があるのであれば
その選択肢を検討してみても良いと思いますが、
眼精疲労になったからと言って、
ただちにパソコン関係の仕事から離れないといけない、ということでは
ありませんし、しっかりと自分で気を付けるべき点を
気を付けながら仕事を続ける分には、問題はありません。

ただし、人によって症状に差異はありますし、
”今までと同じやり方”を続けていれば、
眼精疲労は回復しませんし、
寧ろどんどん悪化していきますから、
周囲と相談しつつ、今後の対応を検討してください。

必要な治療と検査は行うこと

パソコンの仕事をしている・していないに関係なく
眼精疲労らしき症状が出てきてしまった場合に関しては
必要な検査と治療をしっかりと行うことが大事になります。

これは、パソコンを使う仕事をしている場合も当然のことで、
仕事の合間や、余裕のある時に医師の診察を受けるようにしましょう。

”眼精疲労”の症状は
他の目の症状で出て来るようなものも多く、
自己判断するのは非常に危険です。

勝手に眼精疲労だと決めつけ、何の検査も診察も
受けていない、となると非常に危険ですので、
これは控えなくてはいけません。

ネット上で何を見たとしても
医学事典で何を読んだとしても、
実際に”症状を診察してもらい”
必要な検査を行う、ということは非常に大事なことであり、
この部分は疎かにしてはいけません。

確実に眼精疲労かどうか、個人で判断することは
事実上不可能で
眼科などで必要な検査を行い、
異常がないかどうかを確認しない限り、
安心することはできません。

本当に眼精疲労なのであれば、
過剰に心配する必要は(もちろん対策は必要ですが)ありませんが、
もしも何か別の原因や病気が隠れている、ということであれば
それはそのままにして良いものではなく、
しっかりとした対応を行っていく必要がありますので、
この部分を勘違いしないようにし、
眼精疲労かな?と思った場合でも、
まずはしっかりと医師の方に見てもらう、ということが
何よりも大切な部分の一つになります。

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「そのまま」だと良くなる可能性は低い

眼精疲労の場合は、
至急治療が必要、とかそういうことでもありませんし、
手術などが必要、とか、そういうことでもありませんので、
その点は安心してもらってよいのですが、
一方で”今まで通り何も変えずに生活する”と、
いうことになると、当たり前のことですが
眼精疲労という症状は、残念ながらそう簡単には
回復してくれません。

眼精疲労になった時の生活をそのまま続ければ
眼精疲労が治らないか、あるいは徐々に悪化していくか…
と、いうことになってしまう可能性が高いです。

パソコンを使った仕事を続けながら、
それを回避するためには
色々な点で少しでも目にかかる負担を取り除いていく、
ということが大切になってきます。

パソコンを利用する環境などを確認する

まずは、パソコンを利用する環境面を
考えてみましょう。

・部屋の明るさ
暗い部屋でパソコンを操作していないかどうか

・パソコンの明るさ
パソコンの画面の明るさが明るすぎたり、暗すぎたりしていないかどうか

・パソコンの画面の位置
自分から見て、パソコンの画面が見にくい状態になっていないかどうか

このあたりに問題がある場合は
まずこの部分を改善していきましょう。
一つ一つは細かい部分ですが、
積み重ねが大事になっていきます。

体調管理面などを確認する

眼精疲労になってしまった目に少しでも
負担を掛けないようにするためには
基本的な体調管理も大切になります。

・睡眠時間は足りているかどうか
睡眠不足は眼精疲労に限らず、色々な体調不良に
繋がります。
睡眠時間を少し伸ばすだけでもある程度変わる可能性があります。

・不規則な生活をしていないかどうか
不規則な生活も目に限らず、全体的に体調を崩す原因に
繋がります。この部分も可能な範囲内での見直しが重要になります。

・精神的なストレスはないかどうか
ストレスも目に影響を与えることが実際にあります。
眼精疲労にも間接的に繋がる可能性がありますので、何か不安や
ストレスを抱えている場合、解消できるものは解消しましょう。

・食生活
食生活も乱れ切っていれば、目の疲労回復などが
遅れる可能性は0ではありません。

このあたりの部分は、眼精疲労に向けたお話…
というよりかは全体的に関係してくる部分にはなりますが、
しっかりと考えておく、ということも、大切な部分の一つになります。

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目の疲労自体への対策も行う

本当は、パソコンの利用時間を減らすことも大事なのですが、
パソコンを使う仕事をしている場合、パソコンを使うのをやめたり、
減らしたりしてしまっては仕事にならなくなってしまいます。

そのため、目の疲労自体への対策もしっかりと行う必要があります。
下記のようなことを試しつつ、自分に合う方法を見つけていくことが
大切になります。

・目薬などを利用する
疲れ目対策の目薬などもありますので、
そういったものを用法を守った上で利用することで、
何もしないよりかは、効果的です。
ただ、体質上合う・合わないもありますので
自分でしっかりと見極める必要があるほか、
医師と相談できるとより確実です。

・ホットアイマスクなどを利用する
ホットアイマスクなどを利用することで、
目の疲れを回復させることも一つの方法です。
劇的に回復するのは難しいですが、気休め程度にはなるでしょう。

・眼鏡などの調整
視力が低下している場合や、老眼などでパソコンの画面が
そもそも見えにくい場合は眼鏡を用意した方が良いです。
”見えにくい状況”で無理をしていると、余計に目に負担が
掛かり、眼精疲労をさらに悪化させてしまう可能性があります。

まとめ

その他、パソコンを利用している際には
「瞬きを忘れないようにすること」
「視線を時々ずらすこと(一点をずっと見つめない)」
「時折パソコンから視線を逸らして遠くを見ること」なども
意識してください。

私もパソコン仕事で眼精疲労になりましたが
↑のようなことを意識しつつ、必要な検査・診察は受けた結果
”仕事はそのまま”無事に眼精疲労の状態からは
回復することができています。

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