眼精疲労は、
単なる目の疲れと侮っていると、
長期化してしまったり、
色々な症状が出てしまったり、
目のトラブルに繋がってしまう可能性があります。
眼精疲労自体が失明に
繋がるようなことは
まずないとは思いますが、
それでも、視力障害に繋がったり、
他の病気に繋がってしまったり、
決して油断することのできないものが
眼精疲労となります。
そんな、眼精疲労になってしまわないためには
どのような点に注意をしていけば良いのでしょうか。
眼精疲労を予防する方法について、
まとめてみました。
眼精疲労とは何か?
そもそも眼精疲労(がんせいひろう)とは何か。
これは、目の病気のひとつで、
目の疲れが蓄積してしまって、
自然に回復することが困難になってしまっている
状態のことですね。
通常の目の疲れは寝たり、
しばらく休んだりすれば、回復すると思いますが
この眼精疲労と呼ばれる状態になってしまうと、
寝たり、目を休めたりしても
目の疲れが取れない状態になってしまい、
様々な不快症状を伴うことになってしまう、
というものです。
もちろん、治療することは可能ですが
長期化してしまったりと、色々厄介なのが
この眼精疲労と言う病気になりますね。
では、この症状を予防するためには
どのような点に気を付けていけば
良いのでしょうか。
※眼精疲労とは?の記事に眼精疲労の
基本的な情報はまとめてあります。
こちらでは、予防方法について、それぞれ解説を
していきたいと思います。
目を酷使しないこと
まず、一番の予防方法としては
「目を酷使しないようにする」ということになりますね。
これは鉄則中の鉄則です。
当たり前のことですが、スマートフォンや
パソコンなどを利用する時間が長くなれば
長くなるほど、目に負担をかけることに
なってしまい、目の疲労は蓄積されていくことになります。
テレビなどに関してもそうですね。
そのため、パソコンやスマートフォン、ゲーム機、テレビなど
目を利用するものに関しては、なるべく休憩を
挟むようにしながら、必要以上に長時間
続けて利用しない、ということが
眼精疲労から身を守るための方法のひとつになるかと思います。
また、スマートフォンなどだけではなく
目を使うような細かい作業を長期間続けることも
目への負担となります。
そういった場合も、眼精疲労を引き起こす可能性が
ありますから、極力目の休憩を入れるようにしつつ
注意をしていく必要があります。
ただ、スマートフォンにしても細かい作業にしても
どうしてもやらなければいけないことも
あるかと思いますし、仕事などで使う場合に関しては
やる時間を減らせ!と言われても
なかなか難しい部分もあるかと思います。
視線や瞬きで工夫する
パソコンなどの使用時間をどうしても
減らすことのできない人も世の中には
たくさんいるかと思います。
私自身も、仕事でパソコンを使っているので
その使用時間を減らせと言われても、
そう簡単に減らすことなどできません。
そういった場合は「視線」や「瞬き」で
工夫していくことで、
ある程度目の疲労を抑えることは
可能になります。
もちろん、一番良いのは目そのものを
休めることではありますが
どうしてもそれが難しい場合は
眼精疲労を防ぐためにも、
色々と工夫を行った方が良いでしょう。
まず、視線。
これはパソコンやスマートフォン
細かい作業をしている先をずっと凝視
してしまわないように、注意しましょう、
というお話になります。
一点を凝視し続けることで目への負担に
なってしまいますから、作業をしている最中も
少し意識的に視線を逸らしたりだとか、
そういったことをすることが大事になります。
例えば、パソコンなら作業の合間合間に、
別の方向に目を向けてみたりだとか
そういったことですね。
1か所を見続ける、ということは
目にとって、とてもよくないことなのです。
次に瞬き。
パソコンやスマートフォンを利用していると
どうしても無意識のうちに瞬きが少なくなってきてしまうものです。
そして、瞬きが少ない状況が続くと
目の疲労に繋がったり、目の渇きに繋がったり
することもあります。
確かに、何かをじーっと見つめたりしていると
人間は瞬きを忘れてしまうものですから
少し意識的に瞬きをするようにしていきましょう。
睡眠時間などの確保
睡眠時間などをしっかりと確保することも
眼精疲労予防のひとつの秘訣になります。
睡眠時間が長いということは
当然のことながら、目を休憩させている時間も
長いということになりますから、
眼精疲労予防のひとつの方法にはなります。
睡眠時間の確保は眼精疲労以外にも
色々なポイントへと繋がってくる部分に
なりますから、自分の生活・仕事と相談しながら
確保できる睡眠時間に関しては
しっかりと確保するようにする、
ということも大事なポイントの一つになるのです。
睡眠だけではなく
精神的な疲れや肉体的な疲れに関しても
できうる限り、対処することが、
大事なポイントになります。
対策グッズなどを利用する
目の疲れに対する対策グッズなどを
利用するのも眼精疲労予防の一つの方法になります。
目薬やホットアイマスク、サプリメントなどなど
効果が実際にどのぐらい出るか、
実感できるほどの効果があるのかどうかは別として
色々な対策グッズが世の中には存在しています。
それらを利用することによって、
眼精疲労に至る可能性を下げることは
可能ですから、必要であれば
そういった対策グッズを利用してみるのも
一つの方法になるかと思います。
目薬に関しては、薬局などで
いくらでも販売されていると思いますし、
今の時代、疲れ目対策の目薬もたくさん存在しています。
自分に相性のあうものを選んで
そういったものを利用することは良い事でしょう。
ホットアイマスクなどの商品に関しても
疲れ目対策にはなるかと思います。
目薬より手軽さはないですが、眼精疲労などが
気になる方は、こちらに関しても、
一度試してみると良いかと思います。
ほか、サプリメントなども
目に効く、とされているものは
ありますから、そういったものも
色々と試しながらやっていくと
良いのではないでしょうか。
(目以外で、病院に通っている場合、
薬の飲みあわせなどの問題もありますから
サプリメント服用の際は
必ず確認をしてみるようにしてください)
調子が悪いと感じたら…?
目の調子が悪いと感じたら
無理をせずに早めに眼科の診察を
受けるようにする、ということもひとつの
大事なポイントになりますね。
目の調子が悪い状態を放置しておくことで、
どんどん症状が悪化していくような
可能性も否定はできません。
眼精疲労であっても症状は悪化しますし
何か他の病気が隠れていて、知らない間に
その症状が悪化していってしまう可能性も
充分に考えられます。
調子が悪いと感じた場合は
しばらく様子を見てみるのも良いとは思いますが
”あまり無理をし過ぎないようにする”
ということもとても大事なポイントになりますから
しっかりと対応していくようにしましょう。
目の疲れと似たような症状から
始まる目の病気もたくさんありますから、
そのような点に関しては、
しっかりと注意をすることが
大事なポイントになります。
まとめ
眼精疲労を予防するためには
目をなるべく酷使しないこと、が
一番になります。
ただ、最初にも書いたとおり、現代では
仕事などでパソコンやスマートフォンを利用
する人も多いかと思いますから
なかなかそうもいかない人も多いでしょう。
その場合は出来る限り目に負担をかけないような
対策をしていく、ということが
大切なことになってくるかと思います。