「眼科の先生」と「ネット」の話が食い違ってる場合はどうすれば?

「眼科の先生の話」と「ネットに書かれていること」
これは、食い違うことがあります。

このサイトもそうですし、
眼科が直接運営しているようなサイトでもそうですし、
SNSなどに書かれているようなことでもそうですが
「ネットで書かれていること」と「眼科の先生の診断結果」が
食い違うことは、よくあることです。

そうなってくると、現代では
「ネットではこう書かれていたのに」などと思って
しまう人もいるのではないでしょうか。

ですが、一番信じるべきは
何よりも「眼科の先生の話」です。
「ネットの向こうの眼科の先生の話」でもなく
「このサイトのお話」でもなく
最後に信じるべきは「あなたを診察した眼科の先生のお話」です。

サイトをやっている私が言うのもなのですが、
これは大前提として覚えておかなければならないことです。

どのサイトでもそういうことを書いている人は
あまり見かけないですが
「あなたの目を見た人の診断」が何よりも優先されるべきものであり
ネットに書かれていることは「参考資料」レベルにしかなりません。

その理由と、考え方を、しっかりお伝えしていきたいと思います。

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信じるべきは「あなたの目を見た眼科の先生」

一番信じるべきは
「ネットの情報」か「SNSに書かれた情報」か、
それとも「ネット上の眼科の先生」か。

この答えは
「あなたの目を診察した眼科の先生」です。

ネット上の情報はSNSレベルであろうと
眼科の先生が書いているサイトであろうと
それは「参考資料」でしかありません。

何故なら、ネットに書かれた文章は
あなたの目を見て、書かれたものではないからですね。

私も、ビジュアルスノウという病気になり、
色々な目の症状を調べ、それにたどり着きましたが
目の症状は「似たような症状が出る病気」がたくさんあります。

ですので、話を聞いただけでは専門家であっても
「それは〇〇ではないか」と推定するのが限界になります。

そのため、信じるべきは「あなたの目を実際に見た人」である
あなたを診察した眼科の先生のほうです。
仮にネットに書かれていることと食い違っていた場合は、
あなたの目を直接見た上で診察を下している
眼科の先生の話を信じるべきです。

ネットの話は「参考」にしかならない

ネットで書かれているお話は
「参考程度」にとどめておきましょう。
家庭の医学事典のような本もそうです。
そういったものは、あくまでも「あなたの症状」を直接見て
書かれたものではありません。

ですので、書かれた内容が正しい内容であったとしても
あなたの症状が必ずしもそうとは限らず、
”答え”は実際に医師の方が見てみないと
分かりません。
目の場合は、特にそうです。

ネットの話を「参考」にすることは良いことです。
しかし、それ以上にしてしまってはいけないのです。

正しく参考にすれば、自分の不安をある程度解消したり、
「眼科に行った方がいいな」という判断材料に出来たり、
応急処置的な方法を学んだり、そう言った点では
役に立ちますし、
私も「眼の砂嵐」という得体の知れない症状が
ビジュアルスノウによるものである可能性にたどり着けたのは
ネットのおかげでした。
が、それでも私もそうでしたが、最終的には眼科に行き、
先生に話を聞いてもらい、先生に目を見てもらったうえで
判断してもらう、ということは絶対に必要です。

ネットを活用すること自体はプラスになりますが

眼科の先生>ネットの情報(専門家が書いたものも含む)

これだけは、絶対に忘れてはいけません。
ネットの向こうから、あなたの目を見ることは
できないわけですからね。

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眼科の先生は絶対に正しいの?

眼科の先生>ネットの情報
これは、前提としたうえで、
それでも「眼科の先生は絶対に正しいの?」と不安に
思う人もいると思います。

診察結果に不安を抱くような人もいるでしょう。

答えを言ってしまえば、
眼科に限らず、病院の先生も「人間」ですから
100%正解にたどり着けるとは限りませんし、
間違った診断をしてしまう先生もいます。
これは、残念ながら事実です。

ただ、こればっかりは、どんなに良い先生で
あっても仕方のないことです。
先生は神様でもAIでもありませんから、
間違えてしまう時は間違えてしまうものです。

それでも、
眼科の先生>ネットの情報
この鉄則は、曲げてはいけません。

繰り返しになりますが、
ネットの情報は、あなたの目を見て
書かれたものではありません。
あなたの状況をあなたから直接聞いて
書かれたものでもありません。
仮に、質問するようなサイトで質問して
答えが返ってきた場合でも、
やはり「話」しか聞いておらず、
実物を見たわけではありません。

そのため、ネットの情報の方を信じ、
眼科の先生の話を信じない、という
状況になってしまってはいけません。

サイトを書いている私が言うのもなのですが
これは”鉄則”です。

では、眼科の先生の診察内容に
不安がある場合はどうすれば良いのでしょうか。

別の眼科の先生の診察を受ける

どうしても、自分が診察を受けた
眼科の先生の言っていることが心配だ、
というのであれば、
別の眼科の先生の話を聞いてみてください。

セカンド・オピニオンと呼ばれるものですね。

別の眼科の先生の意見も聞くことで、
前の先生と同じだったり、異なる意見だったり、
色々な一面が見えて来ると思います。

医師の先生の中には「他の先生に意見を聞いた」
ということを面白く思わない方もいますから
(これは、人間ですので、当然と言えば当然ですね)
立ち回りや、言い方には、診察を受けている先生の性格などを
よく考えて判断する必要がありますが、
自分が診察を受けた眼科の先生の診断結果が
どうしても不安だったりする場合は、
他の先生(例えば別の眼科に足を運んでみるなど)の
意見を聞いてみることをおすすめします。

ネットの情報を元に相談するのはあり?

ネットの情報と先生の意見が食い違っていて
どうしても心配な場合は、
先生にそのことを相談してみても、
「場合によっては」良いと思います。

ただ、先ほどからしつこく書いている通り
眼科の先生>ネットの情報
この大前提は忘れないようにして下さい。

ネットにこう書かれていたけど、大丈夫でしょうか?と
相談する際にも聞き方というものが
重要になってきます。

この時のポイントとして
「先生は間違っていますよね?」と疑うような感じで
聞くことは、控えましょう。
また、”ネットの方が正しい”みたいなオーラが出ないようにも
注意してください。

あくまでも眼科の先生の診断結果を第1に考えた上で
「こういうのを見て不安なのですが」みたいな感じで、
下手に聞くのが重要です。

もしも万が一、ネットの情報に一理あると先生が判断すれば
「その可能性も視野に入れて考えてみましょう」ということに
なる可能性もありますし、
逆に「それは関係ないので、安心してください」と
はっきりとNoと断言してくれる場合もあると思います。

あくまでも、「ネットの情報が正しい」と決めつけて聞くのではなく
ネットは、一つの参考資料程度に考えておき、
もしも眼科の先生に相談する場合も
「ネットのほうを信じてます!」みたいな聞き方に
ならないよう、注意です。

眼科だとか、医療の分野以外でもそうですが
「ネットの情報」よりも「自分と直接会って話している専門の人」の
意見をまず、信じるべきです。

もちろん、眼科の先生の中にも悪い人や間違える人は
人間ですので、いますが、
もしそう感じたのであれば、別の眼科の先生の診察を受けるようにし、
「ネットこそ全て」にならないよう、注意が必要です。

これはとても大事なことなので、覚えておいてください。

私もこんなサイトを書いていますが、
私から言えることは
まず「眼科の先生の話のほうを、信じてください」と、いうことです。

まとめ

眼科の先生>ネット です。
眼科の先生<ネット で、あってはいけません。

これだけは、しっかりと覚えておいてください。

ネットも参考資料として有効活用するのは
とても良いことですが、
「>」が「<」に向きが変わってしまうことが
あってはいけません。

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