ビジュアルスノウになって、やりにくくなった・できなくなったこと。

ビジュアルスノウは治療方法不明の病気です。

私自身もすでに1年以上が経過しており、
色々と試してはみましたが、
やはりビジュアルスノウは治っていません。

なかなか厳しいところですね。

「視界に砂嵐が」という症状ではありますが
日常生活に大きな影響を及ぼすこともありますし、
細かなことができなくなったり
難しくなったり、そういったことが
あるのもまた、事実です。

私も、ビジュアルスノウになってから
するのが難しくなってしまったことや
できなくなってしまったことが
あるにはあります。

それらをご紹介していきたいと思います

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できなくなってしまったこと!

ビジュアルスノウになってしまってから
できなくなってしまったことや
難しくなってしまったことなど、
日常生活において不便になってしまったことを
ご紹介していきます。

ちなみに、参考までに私の症状を
挙げておくと、

・視界の砂嵐(程度は中ぐらいかと思います)
・目の残像(見たものがすぐに消えない)
・視力の若干の低下
・ブルーフィールド内視現象の悪化
・首の痛みや肩の痛みの悪化
・飛蚊症と光視症

などになります。
こういった症状が出てきてしまい、
下記のようなことが不便になったり
できなくなってしまいました。

車の運転への影響

まず、車の運転への影響は
少なからずありますね。
粒粒が見えたり残像が見えたりするので
非常に危ない状態である、
というのは事実になりますし、
自分自身でも怖いと感じるようなことは多々あります。

そのため、ビジュアルスノウになってしまうと
こういった部分に影響が
出る可能性は非常に高いです。

私の場合、視力にも若干影響が出ていますので、
恐らくは(前回更新時にはビジュアルスノウではありませんでした)
次回更新時に「眼鏡等」の条件はついてしまうとは思いますから
そういった部分の影響もあります。

が、眼鏡をかけて視力検査はクリアできるでしょう。

そうなってくると”法律上”は
車を運転しても問題ないことになります。

ただし、ビジュアルスノウの症状は
視界にかなりの影響を及ぼしますから
場面によっては危険なのも事実ですし、
私の場合は、車の運転を
ほとんどしなくなってしまいました。
やはり、ビジュアルスノウは恐ろしいものなのです。

人によって程度は異なりますが
運転が怖いと感じる人も出てくると思いますし
実際に運転に支障を感じる人も出てくるかと思います。

私の場合は、事故のリスクも考えて
車には乗らないようにしました。
車のバックライトが残像になったりもするので
そういった意味でも危ないですからね…。

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小説を読むのが辛くなった

ビジュアルスノウになってからは
小説などを読むのも辛くなってしまいました。

私の場合は目が疲れやすくなっているのもそうですし
ビジュアルスノウによる粒粒が視界の邪魔をするほか、
視界の見えるものが若干ぶれていることもあり、
なかなか細かい文字というものが正常に
見にくい、というのが現状になります。

ビジュアルスノウを発症する前は
結構小説を読んだりするのが
好きなタイプでしたが
最近はだいぶ読む量を減らしています。

少なくとも、健康な時のように
小説を長い時間読み続けるようなことは
残念ながら難しくなってしまいました。

私の場合は小説、と書きましたが
小説に限らず、細かいものを見る、
という点においてはかなり
難しくなってしまうでしょう。

風景を楽しむ

綺麗な風景を楽しむ…
これは、ビジュアルスノウになってしまうと
なかなか出来ないことです。

症状の説明にも書いている通り、
ビジュアルスノウの症状は
謎の砂嵐が視界全体に見えるような症状と
人によって個人差はありますが
色々な併発症状の数々になります。

視界に「邪魔なモノ」がたくさんあるのです。

そのため、自然の風景の綺麗な場所に
行くと、逆にそれが目立ってしまい
非常に気になりますし
気にしないようにしてもやはり
気になってしまいます。

もちろん、目が見えている限りは
風景自体を見ることはできますが、
風景を見ても、邪魔な浮遊物だとか
砂嵐のようなものがたくさん見えるために
そちらの方がどうしても気になってしまう
状態に陥っています。

こればっかりはもうどうすることもできませんが
いつの日にかまた
綺麗な風景をそのまま見たい、と願うばかりです。

パソコンなどもきつい

私は仕事がパソコン仕事なので
「きつい」と言ってもパソコンを
使う以外の選択肢はないのですが
パソコンを見ているのはかなり
きつい状態になってしまいました。

目をつぶりながらキーボードを
入力できるように修行したぐらいです(笑)

もちろん、見ることはできるのですが
目が凄くチカチカしますし
かなり見にくいのは事実です。

また、健康だった時と
比べると目が疲れるまでの
時間も圧倒的に早くなっていますから
そういった点も厳しいポイントのひとつに
なってしまいます。
疲れ目と戦いつつ、
上手くやって行く、ということで
私の場合はなんとかパソコン作業や
テレビを見たり、スマートフォンをいじったりが
出来る状態ではありますが、
さらに症状が酷い人の場合は
遅らく、パソコンの画面すら
普通に見ることは厳しいのでは
ないかと思います。

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暗闇での行動

暗闇での行動もビジュアルスノウになる前より
やりにくくなりましたね。
暗闇で行動することなんて、
そもそもあまりないと言えばあまりないのも事実ですが
寝る前は部屋を暗くしますし
夜に暗い道を通ることもあるかと思います。

暗闇にいると、私の場合
砂嵐が非常に目立ちますし、
色とりどりの粒粒が出てきてしまったりして
かなり見にくいです。
また、暗い場所に目が慣れるのが遅れたような
印象もあり、かなり行動は不便に
なってしまいました。

なるべく真っ暗にならないように
注意している感じですね…

また、明るい光を見ると
目がチカチカするような症状も
出てしまっており
電気の光を直接見たりすることも
出来る限り控えるようにしています。

暗闇にも光に対しても
色々面倒な部分が出てきてしまっているので、
本当に治せるものなら
治したいところです。

そう簡単に行かないのは分かるのですが…。

寝起きにすぐ起きられなくなった

寝起きの方がビジュアルスノウが酷いです。
朝、目を開けたばかりの時は
粒粒が見えたりしますし
残像が強く残ったりすることもあります。

そのため、私はビジュアルスノウになってしまう前は
結構ガバッと起き上がるタイプだったのですが
残念ながらそれは難しかったので
諦めました。

今はゆっくり少しずつ起きるようにしています。

ちなみに、私はこの症状が出たのも
ビジュアルスノウになってしまってからですが
ビジュアルスノウでない人も
脳の血流関係などが原因で、
寝起きは変な風に見えたりする、
という人もいるようです。

これに関しては起きてからしばらくすれば
直りますから
病気などではなく治療の必要はありませんが
今までその症状が出ていなかった
私からすると、ちょっと不気味に
思えてしまいますね…

また、少なくともガバッ!と起き上がることは
もう難しそうなので
その点もザンネンです。

まとめ

私の場合の主な不便に感じるようになった点は
このあたりでしょうか。

私の場合、発症当初こそ
大きく精神的なバランスを崩してしまうぐらいに
悩んでしまいましたが
今はかろうじて普通の生活を送ることが
できています。

症状が治ったわけでもないですが
ある程度の慣れは必要なのかもしれません。

ちなみに、ビジュアルスノウの症状の程度は様々で、
私以上に酷い方もたくさんいます。
もちろん、軽い方もいるでしょう。

なので、今日のこのお話は
あくまでもひとつの目安、ということになります。

その点だけは、ちゃんと覚えておいてください。

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