目薬の保管方法は主に、
常温での保存か、冷蔵での保存になります。
直射日光や高温多湿な場所を
避ける必要はありますが、
温度に関しては比較的
自由に保管することができます。
ただ、気をつけなくてはいけないことの一つとして
「冷凍」してしまわないように
注意する、ということが挙げられます。
目薬は冷蔵まではしても問題ありませんが
「冷凍」をすることは絶対にしてはいけないことなので
その点は注意していかなくてはいけません。
間違っても冷凍してしまわないように
注意していきましょう。
冷凍してはいけない
目薬は冷凍してしまっては
いけないものです。
保管方法に関しては基本的には
「常温保存」か「冷蔵保存」になります。
冷蔵で保存と書かれているものに関しては
冷蔵で保存をするようにし、
常温保存と書かれているものに関しては
常温か、冷蔵での保存をするようにして下さい。
常温保存のものは
冷蔵庫の中の温度であれば
”常温”の中に入りますので
別に冷蔵庫の中で保存するようにしても
これは、問題はありません。
ただし、冷凍はしてはいけません。
その理由と注意するべき点、
もしも冷凍してしまった場合は
どうすれば良いのかをそれぞれ
お話していきます。
冷凍してはいけない理由
目薬を冷凍保存してはいけない理由…。
これは単純に「変質」してしまうからですね。
目薬を冷凍してしまうことによって
目薬の質が変わってしまい、
効果が薄れてしまったり
目に害となってしまったりする可能性があるため、
目薬は冷凍してはいけないものになっています。
食品系であっても冷凍すると
質が変わることがありますし、
それと同じようなもの、ということですね。
また、冷凍することによって
当然液体が固まってしまいますから、
そもそもそのままでは目薬を使うことが
できなくなってしまいますし
場合によっては容器が破裂したり
する可能性も十分に考えられますから
そういった意味でも、注意をしなくてはならないのです。
凍ってしまったらどうすれば?
では、もしも万が一
目薬を冷凍してしまった場合、
冷凍庫に入れていなくても凍ってしまった場合に
関してはどうすれば良いのでしょうか。
もしも凍ってしまった場合に関しては、
”目薬はそのまま処分”してください。
勿体無いと思うかもしれませんが
目を傷つけたりする可能性も十分にありますから
絶対に無理して使うことなく処分、というのが
鉄則になります。
凍らせないようにすることが大事ですが
もしも凍ってしまった場合に関しては
諦めて処分する、
このことを覚えておきましょう。
溶かして使うことはできないの?
もしも目薬が凍ってしまっても
目薬を溶かすことができれば
再び液体になるし、使えるんじゃないの?と
いう人もいるかと思います。
確かに、凍ってしまっても
凍っている状態から溶かすことができれば
再び液体になりますし
使うこと自体は可能と言えば可能です。
ただ、上でも書いた通り、一度目薬が
凍ってしまったことにより
「変質」してしまう可能性があります。
目薬が凍る前と凍ってしまったあとで
その質が変わってしまっている可能性がある、という
ことになりますね。
一度凍ってしまって溶かした目薬を使うことで
思わぬ目のトラブルに見舞われてしまう可能性も
充分にありますから、
溶かしても使えない、ということは
覚えておかなくてはいけませんし、
凍ってしまった時点で諦めて処分を
するようにしましょう。
凍ってしまわないために…?
目薬が凍ってしまわない為には
どのような点に気をつければ
良いのでしょうか。
まず一つは、単純明快に
「冷凍庫に入れないこと」ですね。
冷凍庫に入れれば、当然のことながら
目薬は凍ってしまいますから
使えなくなってしまいます。
長期保存したいから冷凍しておこう!だとか
そういった考えも起こさないようにして下さい。
いかなる理由であっても、
冷凍庫で保管することはNGです。
また、冷凍庫に入れておかなくても
冷蔵庫に入れているだけで
場合によっては凍ってしまうことも
ありますから、目薬を冷蔵庫で保管
する場合に関しては、冷蔵庫の温度調節を
しっかりと行うようにし、
目薬が凍ってしまわないように注意しましょう。
同じ設定温度でも場所によって凍りやすい場所が
ある場合もありますから、
そういった部分にも注意するようにして下さい。
加えて、冷蔵庫などに入れていない場合であっても、
気温が低い場所などに放置しておくと
凍る可能性は十分にあります。
冬場に気温が特に低くなる地域にお住まいの方は
目薬が凍ってしまわないような場所で
しっかりと保存をしていくようにしましょう。
繰り返しになりますが
凍ってしまった目薬は使用することが
できませんから、
凍ってしまわないように
しっかりと保管をしていく、ということが
大切になります。
冷蔵庫に入れる際には、
誤って凍ってしまわないように、注意していきましょう。
まとめ
一度目薬が凍ってしまうと、
使えなくなってしまいますから
冷凍保管はしてはいけませんし
冷蔵する際には注意をしなくてはいけません。
「変質」する可能性があり、
目を逆に傷めてしまう可能性がありますから、
万が一凍ってしまった場合に関しては
目薬の使用を中断し、
凍ってしまったものは全て処分
するようにして下さい。
市販の目薬を使っている場合は
買い直す必要がありますし
処方された目薬の場合は病院に
相談して再度処方してもらう
必要が出てきてしまいますが
面倒であっても、そのまま使うことは
目にとってマイナスでしかないので、
注意しましょう。