白内障で失明する危険性は?目が見えなくなってしまうことはあるの?

白内障(はくないしょう)は
多くの人が苦しんでいる目の病気です。

世界的に見ると、
失明原因として高い割合となっている病気でもあり、
失明の可能性があるのか、ないのか、で
言われると「ある」というのが答えになる病気です。

白内障による失明の危険性についての
お話をしていきます。

失明に至る危険性のある病気はたくさんありますが
白内障もそのうちのひとつですから
注意しなくてはいけません。

白内障については別記事にまとめてあります。
こちらでは失明の危険性について解説していきます

スポンサーリンク

失明することはあるの?

白内障で失明することはあるのかどうか。
これは、冒頭でも書いた通り「あります」

国内においては白内障で失明する可能性は
ほんの数パーセントと言われていますが
世界的に見ると、失明率は高く、
発展途上国などでは特に失明する危険性の
髙い病気になるようですね。

とは言え、国内でも最終的には
失明に至ってしまう可能性も十分に
ある病気になりますから、
その点はしっかりと注意しなくてはなりませんし、
決して放置するようなことがあっては
ならないのです。

必ず失明してしまうの?

白内障になると必ず失明してしまうのかどうか。
これは「No」です。

日本における白内障での失明率は
ほんの数パーセントであり、
失明に至る危険性は低いです。

白内障治療の方法は色々と存在しており、
進行を抑えるような治療もありますし、
場合によっては手術などを行い、治療
することも可能です。
白内障になってしまった=失明ということでは
ありませんから、もしも自分が白内障だという
診断を受けたとしても、
あまり気落ちしすぎないように、注意しましょう。

失明に至ってしまう原因としては
何らかの理由で白内障の治療を行わずに
放置してしまった場合がほとんど、
とされているので、
白内障になってしまった場合、
怪しいと感じる場合に関しては
しっかりと眼科で検査を受けて
白内障であることが判明した場合に関しては
しっかりと眼科で治療を受けることが
大切になります。

放置しておけば、自然に治ることは
ありませんから、最終的には失明に
至ることになってしまうのです。

スポンサーリンク

発症を防ぐためには…?

白内障の発症原因としては
一番多いのは「加齢」になります。
加齢に関しては、人間、誰しも通る道であり、
最終的には老いていくことは
避けられませんから、
100パーセントの予防が難しい、
というのは事実になります。
生活習慣だとか、目の予防だとか
そういったことをしていても
正直なところ、なってしまうときには
なってしまうでしょう。

加齢以外の場合は
糖尿病など他の病気が原因の白内障や
先天性のもの、
他の何らかの疾患の治療薬が
原因となっているものなどが存在します。

これに関しても、根本的に
予防することは難しいものが多いです。
先天性はどうにもなりませんし
薬も、治療が必要だから服用
しているのだと思いますから、
これも発症してしまうまでは
なんとも言えない、というのが事実であると思います。

唯一予防できるのは糖尿病などの
疾患によるものでしょうか。
日頃の生活リズムなどをしっかりと見つめ直し、
そういった疾患になってしまわないように
注意する、ということが白内障予防に
繋がるかとは思います。

ただ、加齢が原因のものもありますし、
どうあがいても防ぐことができないものもありますから
もしも白内障になってしまったり、
怪しいと感じているような場合に関しては、
早めに眼科に行く、
ということが大切になってくるかと思います。

加齢以外が原因でも失明する?

加齢以外が原因の白内障であっても
ザンネンながら失明してしまう可能性は
充分にあります。

どの原因だったとしても、白内障は
放置しておけば失明してしまう可能性がある、
ということになりますね。

白内障の原因が加齢であろうと
他の原因であろうと、しっかりと治療を
受けていれば、失明にまで至る可能性は
低くなります。
経過観察なども必要ですし、
何度も病院に行くことになるために
面倒だと感じる人も多いかと思いますが
自分の目を守るためですから
しっかりと考えて、治療を受けるように
していきましょう。

治療は慎重に

白内障治療は、手術的な治療と
症状の進行を抑制するための
投薬治療が存在します。

このうち、投薬の治療は
あくまでも進行を遅らせるためのものであり、
白内障自体を治すことはできません。
完全に治すためには、手術が必要になる、
ということですね。
手術も安全性が高いものにはなりますが
やはり、手術とは、どんなに安全なものであっても
そこには”リスク”が伴うものです。

そのため、白内障の治療は
医師と相談しなが慎重に進めて行く必要がありますし、
手術のタイミングなどに関しても、
慎重に判断していく必要があります。

ご高齢の場合は、手術をせずに進行を
遅らせる判断をしながら様子を見て行く
スタイルが取られるなど、
その人その人に応じた対策・治療方針が
必要になってくる、ということになります。

スポンサーリンク

失明しても回復する?

失明は、基本的には一度してしまうと
もう目が見えない、というイメージを
抱くかもしれませんし、
そのイメージは間違いではありません。

が、白内障の場合に関して言えば
視力がほとんどなくなってしまったような
場合であっても、白内障手術を行い、
成功した場合、視力が回復するケースもあるようです。

なので、万が一、白内障を放置してしまい、
ほとんど見えないような状態になってしまったとしても
手術を行うことによって
再び視力を取り戻すことができる
可能性は高まる、ということになります。

ただし、そのような状態になるまで放置
などをしていたわけですから、
当然、無事に視力回復できる可能性は低くなりますし、
手術による何らかの後遺症などが出たり、
視力が思ったように回復しなかったり、
そういったトラブルが起きる可能性も
充分にある、ということになります。

”視力が元に戻る可能性”はありますが、
放置していればしているだけ
危険性もリスクも高まって行く、
ということは覚えておかなくてはいけませんし、
後から後悔しても遅いですから、
その点に関しては、注意をするようにしましょう。

長い付き合いが大事

白内障になってしまった場合、
その病気を受け入れて
長い付き合いを上手くしていくことが
大事になります。

医師の診察をしっかりと受けていて、
経過観察や治療が出来ているのであれば
そこまで失明に関しては不安に
思う必要はありません。

白内障の症状は失明だけではありませんし、
病院通いも辛く、面倒だと思いますし
費用もかかってしまいますが
それでも、放置しておくと、最終的には
失明につながってしまう可能性のある
恐ろしい病気になりますから、
上手く病気と付き合いながら
治療を適切に進めて行く必要があるのです。

医師の診察をしっかりと受け
医師に指示されたことをしっかりと守り、
必要であれば白内障手術なども
検討しながら、病気と向き合っていく、
ということが白内障で失明しないためには
とても大事なことになります。

まとめ

失明の危険性はある病気ではありますが
そうならないようにすることもできる病気です。
色々と辛い部分もあると思いますが
失明という最悪の結果に辿り着いてしまわないように
色々と配慮したり、
治療をしていく、ということは
とても大切なポイントになります。

目は、2つしかありません。
白内障で仮に一つ失ってしまえば
生活に大きな支障が出ますし、
万が一両目とも失明してしまえば
本当に大変なことになってしまいます。

そうなってしまわないように、
しっかりと注意していきましょう。

タイトルとURLをコピーしました