ハロ・グレアとは?レーシック後に起きる可能性のある症状!

ハロ・グレア(ハロー・グレアと表記されることもあります)を
ご存じでしょうか?

これは、レーシック手術後に出てくる可能性のある症状の一つで、
中には、この症状で苦しんでしまう方も居ます。

通常、レーシック手術を起因とする症状なので、
手術をしていない場合は、あまり出てくることはありません。
(酷似した症状が出ることもあります)

では、このハロ・グレアとはどのようなものなのか、
治療法はあるのかどうかを順番に見ていきましょう。

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そもそも何のこと?

ハローグレアとは、2つの言葉を合わせたものになります。

ハロとは、
光の周りに虹のような光が見えたり、
光全体がぼやけて見えたりする現象のことです。
全体的に眩しく見えたりする原因になります。

一方グレアとは、
光が本来よりも眩しく見えたり、ギラギラして見えたり、
にじんで見えたりする症状のことを表します。

この2つが合わさった言葉が
「ハロ・グレア」になるのです。

どちらか一方が起きるケースもあれば、
両方の症状が起きるケースもありますが、
両方の症状が一度に起きるケースの方が
多く存在しているようです。

原因はレーシック手術

原因は、視力回復のためなどに行う
レーシック手術(手術の詳細はこちら)が原因となります。
どんな手術にも、手術後のリスクというものはありますから、
レーシック手術が特別危険なモノ、というわけではないのですが、
このハロ・グレアの症状が出ることはリスクの一つとして
覚えておく必要があります。

また、数値上で見れば安全率は高めの手術ではありますが、
レーシック難民、という言葉もあるように、
手術で人生が壊れるぐらいの後遺症が残るケースもあります。

やる、やらないは個人の自由ではありますが、
ちゃんと、リスクについては理解しておかなくてはいけません。

ハロ・グレアは、そんなリスクのうちの一つということになります。

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症状は?

ハロ・グレアの症状としては光に関係する症状になります。
上でそれぞれ説明しましたが、それらをまとめると

・光の周囲に輪のようなものが見える
・光がぼやけて見える
・光が滲んで見える
・まぶしく感じる
・眩しくて目を開けられない状態になる(重症例)

などが挙げられます。
いずれも、光の見え方が変わり、
それが負担になる、ということになります。

症状は軽い人も居れば、重症例もあり、
重症の場合、なかなか治らなかったり、
場合によっては、辛い生活を強いられることに
なってしまうケースも存在します。

治すことはできるの?

ハロ・グレアになってしまった場合、治すことはできるのかどうか。

まず、レーシック手術を受けると、
最初は少なからず、ハロ・グレアの症状が軽くでも、
出てくる方が多いようです。
多くの場合、これは自然に治癒するので、
最初は不便だと思いますが、放置しておいても
問題はない、ということです。

ただ、全ての人のハロ・グレアが自然に治るわけではありません。

まず、光がまぶしくなってしまい、
その症状がひどく、日常生活にも支障が出てしまっているような
場合に関しては、サングラスをかけないと外出できないなどの
状態になってしまうこともあります。
症状が落ち着くまでは、対策グッズを用意しないと、
外出もままならないこともあるのです。

・症状が長引き、いつまでも治らない場合
・症状が次第に悪化していく場合
・生活に影響が出るほどのハログレアが出た場合
・別の症状も併発した場合

これに関しては、なるべく早めに眼科医に相談し、
対処してもらうようにしましょう。
場合によっては再手術で軽減するケースもあるようですが
数年単位治癒までに時間を要するケースもありますから、
こういうリスクもあることは理解しておきましょう。

極度の近眼の場合は、ハロ・グレアの症状が
強く出る可能性が高いこと、
また、適切な治療を受けられないと、ハロ・グレアが出やすくなってしまう
ことがあるようなので、どこの病院で手術を受けるかも、
重要なポイントになるのです
その点に関しても、注意しておきましょう!

手術を受けていないけど症状が出た

レーシック手術を受けていないのにも関わらず
ハロ・グレアと思われる症状が出た場合
何らかの病気が隠れていたり、
角膜が傷ついてしまっていたりする可能性があります。

放置しておくと、症状が進行する可能性がありますから、
その場合は、なるべく早く眼科の診察を受けて
検査などを受けるようにしましょう。
何事も無ければ経過観察になると思いますし、
何か病気があるのであれば、その治療を
していくことになります。

数日間様子を見てみても良いとは思いますが、
・治らない
・悪化している
・他の症状も出ている
場合は、すぐに眼科を受診することがベストです。

病気の場合、放置しておけばおくほど、
治療面で不利になってしまいます。

まとめ

レーシック手術は視力が回復し、
見えやすい視界を取り戻すことができるものです。

が、一方でレーシック難民という言葉があることが
示しているように、
非常に辛い後遺症に苦しんでいる人がいるのも確かです。

一時は価格競争で、不適切な手術を行う医者なども
多かったようですが、最近はその点は改善されているようです。
ただ、どんなに腕の良い先生が手術をしても、
レーシック手術に限らず、そこに100パーセントはないのです。

もし、手術を受けるのであれば、ハロ・グレアのことも含めて
しっかりとリスクについて、頭に入れておくことが
何よりも重要なポイントになるのです。

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