命に関わる目の病気ってあるの?その危険性を知る!

人間には、色々な病気があります。
軽いものから、命を奪ってしまうような
病気まで、その種類は様々です。

人間が命を落とす原因として
多い理由のひとつが「病気」ですね。

連日、色々な人が色々な病気によって
亡くなっているのも事実です。

では、目の病気で、命に関わるようなものは
あるのでしょうか。
心配になる人もいるかと思います。

”命に関わるような目の病気”が
あるのかどうか、という点について
解説をしていきたいと思います。

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目の病気が命に関わる可能性は…?

目の病気そのものが直接的に
命に関わるか?と言われると
そのような病気はあまり、ありません。

白内障(はくないしょう)にしても
緑内障(りょくないしょう)にしても、
眼精疲労(がんせいひろう)だとかドライアイにしても、
どんなに重症化したところで
その病気が原因となって
命まで落としてしまうか、と言われれば答えはNoでしょう。

もちろん、↑で挙げたどの病気も
放置に放置を重ねれば最終的には
失明という最悪の結果を招くことになり、
命云々関係なく、非常に大変なことになってしまう!
というのもひとつの事実です。

では、命に関わるケースがあるのかどうか、
ということを見て行きます。

命まで奪われる病気はほとんどない

目自体の病気で、命まで
奪われてしまうような病気は
ほとんどありません。
勿論、失明は大変つらいことですし、
総統なダメージを受けるものになりますが、
どんなに目の病気が悪化しても、
目自体が原因の病気であれば
なかなか自然と命に関わるようなことに
繋がってしまう可能性は非常に低いと言えるでしょう。

基本的には、治療を行うことで
失明に関しても防ぐことができる
病気は多いです。

ただし、目の病気は健康関連の状況が
命にまったくかかわらないのか?と言われれば
答えは「No」になりますね。
場合によっては下記のようなケースで
命に関わってしまう可能性も0では
ありませんから、そのあたりは
しっかりと対応するように、しておかなくてはいけません。

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脳が原因の場合

目の見え方の異常は、目そのものが原因で
あると決まっているわけではありません。
場合によっては他の部位に原因があり、
目の症状が出てしまっている、というパターンも
充分に考えられることになっています。

その中でも、一番、危険なものが「脳」を
原因とする病気になるかと思います。

目の症状は、脳梗塞や脳腫瘍などの
極めて危険な病気であっても
出現することがありますから
注意が必要です。

こういった危険な病気が原因の場合は
突然視力が低下したり、突然見えなくなったり、
視野の一部が突然欠けたり、視界のものが二重に見えたりなど
いきなり症状が出ることが特徴的です
(必ずしもそうとは限りません)

ご存じのとおり、
脳腫瘍も脳梗塞も、命に関わる病気です。
これらは目に直接原因があるわけではありませんが
前述したように目に症状が出ることもあります

そういった意味では「目の病気」で命を
落す可能性は低くても
「目がおかしいな」から命を落とす可能性がある、
ということは覚えておくべきポイントになってくるのでは
ないかと思います。

また、脳が原因で目に症状が出る病気は他にもあり
「閃輝暗点(せんきあんてん)」や「ビジュアルスノウ」と
いった病気が存在しています。
これらに関しては、命に関わるような病気ではないのですが
経過観察が必要な病気であることは
事実であるかと思います。

全身疾患などが原因の場合

これも、目自体の病気ではありますが、
目に影響を与える全身疾患系統の
病気の場合は、重症化すれば命に
関わる可能性も出てきます。

この場合は、全身疾患の治療を行いながら
目に出てしまった症状も
対症療法で治していく、ということになるかと思いますが、
いずれにせよ原因となっている全身疾患を治療しない限り
根本的な解決にはなりませんから、
その点に関してはしっかりと注意をしておくように
することが大切です。

病気によっては一生レベルで付き合っていかなくては
いけないものもありますが
それでも治療をしなければ命に関わるようなものも
ありますからしっかりと治療を行っていきましょう。

精神的にやられてしまう可能性

目の見え方が悪くなったりすると
精神的に強い負担になってしまう場合があります。

私も、ビジュアルスノウという知名度の低い
目の病気になってしまいましたが、
最初はものすごい負担でしたし、
精神的に大きなダメージを受けたのも事実です。

場合によっては本当にふさぎこんでしまう人や
命を自ら絶ってしまうような人も
存在するのが事実です。

そのため、目の病気自体が直接的に
人の命を奪うようなことはなくても、
目の病気が精神的に人間を壊してしまい、
ということは充分にあり得ることなので
そこのところはしっかりと注意をしていかなくては
いけないのも事実です。

中には、私のビジュアルスノウもそうですし、
アリス症候群やアーレンシンドローム、
眼球使用困難症などなど、治療が困難であり
非常に精神的に大きな負担になってしまうことがあります。
精神的に壊れてしまうと、
色々な部分の病気に繋がるリスクが高まってしまうことも
事実ですし、そうでなくても、先ほども書いたように
精神的に壊れてしまって、自分自身で命を、
などということに繋がってしまう可能性も
充分にあり、そのまま放置しておくことは
非常に危険です。

精神的に強い負担になっている場合に関しては
それが治る病気であってもそうでない病気であったとしても
ケアは必要になっていくかと思います。

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別の病気に繋がる可能性

目の病気の中には別の病気に
繋がるリスクがあるものもあります。

また、上でも書いたように
精神的に負担がかかってしまい、
そこから別の病気に発展してしまうような
可能性も十分にあります。

人間は、非常にもろい部分もある
生き物ですから、身体のどこか一部分の
体調を壊してしまうだけでも、
別の部分に影響を与えてしまう
可能性があるのです。

そのようなことになってしまわないためにも
しっかりと対策をする必要がありますし、
別の病気になれば、その病気次第によっては
命に関わるようなケースも実際に
出てくると思いますから、その点に
関しては、注意をするようにしなくてはいけません。

目の病気と侮らないこと!

目の病気を「目の病気だ」と侮らないように
することが大切です。
失明してしまうような病気の場合は
別ですが、そうでない病気の場合、
案外、軽くみてしまうような人が
いるのも事実でしょう。

しかしながら、目にせよ、耳にせよ、歯にせよ、
どんなに小さな部分であっても
「身体のどこかが悪い」と言う状態は
人間に重大な健康被害をもたらす可能性が
ありますし、場合によっては
命まで落としかねないような状態に
なってしまう可能性も十分に考えられます。

しっかりと、注意するべき点は
注意をするようにし、
軽い症状であったとしても
治療が必要な病気になってしまった場合は
その治療をしっかりと行うことが
目を守ること、そして命を守ることに
繋がって行くのです。

まとめ

目の病気にも色々なものがあります。
命にまでかかわるケースは極めて
少ないとは思いますが、それでも
上記で紹介したように、そのような大事に
広がって行く可能性も決して0ではなく、
油断してはいけない、というのも事実になります。

しっかりと自分自身の体調に配慮し、
必要であれば眼科での治療を受ける、ということが
大事なポイントになっていきます。
くれぐれも、無理をしないようにする、
ということは、とても大事なことになるのです。

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