複視とは?モノが二重に見える状態!原因と治療方法を解説!

病気・症状

複視(ふくし)とは、
見ているモノが二重、あるいは三重などに
見えてしまう状態のことです。

複視はその見え方を表す言葉で、
複視という病気ではなく、何かの病気、何らかの原因が
きっかけとなって出てくる症状の一つ、
ということになります。

複視にも色々な原因や種類があり、
原因によって危険性や治療方法なども大きく異なります。

もしも、モノが二重に見えたり、三重に見えたり
してしまった場合は、
早めに原因を特定することが大切になります。

普通は、そんな風に見えることはありませんからね…。

モノが二重に見える…!

モノが二重に見える状態・複視ですが、
複視にも色々な種類が存在しています。

上下にモノがぶれて見えるようなこともあれば、
左右にモノがぶれて見えるようなこともありますし、
上下左右全体的にぶれるようなケースもあります。

さらに、両目で見たときだけにぶれて見えるケース、
片目だけぶれて見えるケースなど、本当に
様々な種類があるのです。

それらの種類と原因を突き止めて、
原因を治療することが、複視が出てきてしまった場合の
大切なポイントになるのです。

複視にも色々な種類がある

複視にも色々な種類が存在しており、
その種類によってもある程度の見分けが
可能になっています。

大きく分けて複視の種類は二つ存在しており、
「片眼複視(単眼複視と呼ばれることもあります)」と「両眼複視」の
2種類になりますね。

片眼複視とは、
片方の目で見たときにのみ、モノが二重に見える状態を言います。
例えば、左目を隠すと普通に見えるのに、
右目を隠すとモノが二重に見える、というような状態ですね。
上のようなケースの場合、右目を隠すと二重に見える、ということなので
左目に何らかの異常が生じていることになります。
逆の場合は当然、逆の目に異常がある、ということですね。

一方で両眼複視とは、
片方の目で見るとどちらの目で見ても
普通に見えるのに、両方の目でものを見ると
モノが二重に見える、という状態のことです。
こちらの場合は、目そのものではなく、
神経系統、目の筋肉の関係、脳関係のいずれかに原因が
ある可能性があります。

一方、片方ずつの目で見ても
右目でも、左目でもモノが二重に見えて、
かつ、両目で見た場合も二重で見えている状態のまま、
という場合は、
両方の目が片眼複視の状態になっているか、
もしくは近視や乱視によって、
”モノが二重に見えている”と感じているかになるかと思います。

いずれの場合でも眼科などでしっかりと検査を受けて
原因を突き止めることが大切になります。

モノが二重に見えたらどうすれば?

もしも、モノが二重に見えたらどうすれば良いのでしょうか。
基本的には、モノが二重に見える症状が続く、
もしくは一度治っても頻繁にそれを繰り返すようであれば
何らかの異常が起きていることは間違えありません。

治療が必要なものか、経過観察だけで済むものかは
分かりませんが、まず、眼科で検査を受けて
異常がないかどうかを確認することが大切になります。

眼科的な異常が見当たらない場合に関しては、
脳神経外科などを紹介されて、脳や神経系統に
異常がないかどうかを確認します。

原因を突き止めたのちに、治療が必要であれば
治療を進めていく、ということになりますね。

なお、眼科などに行く前に、
自分が片眼複視なのか両眼複視なのかは
確認しておくと、診察がスムーズになるかと思います。
上で書いた通り片目ずつ隠してみて、
どのように見えるかどうかを確認すれば、
大体分かるかと思います。

症状が続いているのに放置しておくと、
危険な病気などが隠れている場合もありますから、
くれぐれも放置することのないように
して下さい。

どんな症状が出るの?

「複視」がそもそも症状の名前ですから、
症状としては「モノが二重に見える」というものになります。
(場合によっては三重に見えるケースも)

病名ではなく、一つの症状の名前ですね。
原因としては色々な病気やその他原因が考えられますので
続くようであれば検査を受けて調べるしかありません。

色々な原因がありますから
ネット上で情報を見ているだけでは、
モノが二重に見えている症状の原因の答えを
出すことはできませんから、
心配だったり、症状が続いているのであれば
眼科を受診するようにしましょう。

原因として考えられるモノは?

モノが二重に見えたりする複視の原因となり得るものは
色々なモノが存在しているため、
一概に言うことはできません。
「目」か「神経」か「脳」か。
いずれにせよ、原因を突き止めるには
各種検査を受けるしかありません。

原因として挙げられているものは、
・目の外傷
・乱視
・白内障
・眼を動かす筋肉の麻痺によるもの
・眼球運動の神経の異常
・脳の異常(脳腫瘍や脳梗塞など)
・その他(高血圧など)

などなど、色々な原因が挙げられています。
これらを、難の検査も受けずに判断することは
非常に難しいです。
しっかりと眼科で検査を受けて、
どんな原因があるのかを突き止めるようにしましょう。

なお、片眼複視の場合は「目の異常」である可能性が、
両眼複視である場合は「神経・筋肉・脳の異常」である可能性が
高まりますが、
最終的に検査を受けなければ、その原因を
突き止めることはできません。

複視を治療するためには?

複視を治療するためには、前述した通り
非常に複数の”原因”が隠れていますから、
まずはその”原因”を特定しなければ何もできません。

例えば、脳の方に異常があるのにも関わらず、
点眼薬を使っていても、何の効果もありませんし、
逆に、目に異常があるのに、目の神経に対する治療をしても
意味がない、ということです。

そのため、複視の治療を行う際には
原因特定の為の検査⇒原因特定後に治療という流れになりますね。

治療方法は本当に原因によって様々です。
乱視などであれば、眼鏡を使った矯正などを行う可能性もありますし、
白内障などであれば、場合によっては手術などを行う可能性もあります。
目の筋肉や神経にもそれぞれの治療方法がありますし、
もしも脳腫瘍などであれば、場合によっては脳の手術に発展するような
ケースもあります。

治療方法はまず原因を特定しないと定まりません。
原因が特定された上で先生が治療方法を判断しますから
まずは検査して原因特定、
これが複視の治療の第1歩になります。
原因が分からない限り、有効的な治療は行えません。

いずれにせよ放置しないことをおすすめ

もしも複視の症状が出てきた場合、
すぐに治ればそれはそれで構いませんが、
何度も繰り返したり、ずっとモノが二重に見えたりする場合は、
ぶれている幅が少なかったとしても、眼科を受診して
検査をしてもらうことをおすすめします。

軽いものから重いものまで、色々な症状が
隠れていますから、しっかりと原因は
特定しておくようにしましょう。

急いで心配する必要のないものもあれば
緊急性がある程度高いものも存在します。
そのため、続く場合は放置せずに
眼科を受診しましょう。

まとめ

複視は、見え方も人それぞれで、
原因も人それぞれです。
ただ、全体的に二重に見えるような場合、
場合によっては日常生活に支障を及ぼすような
ケースも考えられますし、
原因によっては、放置しておくことは非常に
危険なことになります。

モノが二重に見えるようになったら、
早めに眼科を利用する。
これがポイントになります。

何が原因であるにせよ、
原因の特定も、治療の開始も
早ければ早いほど、治療がしやすくなる場合がほとんどですし
何より、原因が分かれば、自分自身も安心できるかと思います。