結膜下出血とは?突然目が真っ赤になった!放置しておいても大丈夫?

突然、目が赤くなったりすると
驚きますよね?

花粉症のときなどに目をこすりすぎたりしていると
そういうこともあるかもしれませんが、
そうでなくても、突然目が真っ赤になってしまう
こともあるのです。

その原因の一つとなる「結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)」に
ついて、ご説明していきたいと思います。
白目部分が真っ赤になりますから、びっくりするとは思いますが
パニックを起こすようなものではないので、
冷静になりましょう。

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結膜下出血とは?

結膜下出血とは、眼球上の結膜が何らかの原因で
出血してしまうことにより、起こる症状です。
通常、白目の部分が真っ赤に染まります。

血管が見えるタイプの充血とは違い、
純粋に全体的に赤くなる感じの変わり方が、
この結膜下出血になります。

突然、目が真っ赤になるため、周囲の人からも
異変が分かりやすいですが、
自分での自覚症状はないため、
周囲から指摘されたり、鏡を見たりして初めて気付くような
ことも多いかと思います

原因は何なの?

結膜下出血の原因は様々です。
目の外傷を原因とするものから、結膜炎などを
原因とするもの、花粉症などで目をこすったことによるものなどが挙げられるほか、
病気(動脈硬化、高血圧、糖尿病、腎炎、マラリア、インフルエンザ、麻疹、ほか)
を起因とすることもあります。

ストレスや疲れなどが原因で結膜下出血を起こすこともあり、
原因は多岐にわたります。
もしも、病気が原因であれば、その病気を治療することを優先する必要があります。

また、原因不明の結膜下出血の場合もあります。

症状はどんな感じ?

結膜下出血の症状に関しては
基本的には「目の表面が赤くなる」ということだけです。
出血箇所によって、目の全体が赤く染まることもあれば、
目の一部分だけ赤く染まることもあります。

その他の症状としては
「目がゴロゴロする」ぐらいでしょうか。
このゴロゴロする、というのも多少感じる程度で
そこまで強い不快感を感じるものではありません。

かゆみ、痛みなどの症状を伴うことは基本的にはありませんし、
視界がぼやけたりだとか、そういう症状を伴うこともありません。
目がゴロゴロするなどの症状が出ていない場合、
自分で目を鏡などで見るか、
誰かから指摘されない限り、気づくのは難しいので、
人から言われて初めて気づいた!なんてこともあるかと思います。

ちなみに、かゆみや痛み、視界の異常などの症状が出ている場合
結膜下出血ではない、あるいは、別の症状を併発(通常併発する可能性は少ないですが)
している可能性もありますから、眼科を受診した方が良いかと思います。

目が真っ赤になったら?

鏡を見て、目が真っ赤になっていることに気が付いたり、
誰かから指摘された場合はどうすれば良いのでしょうか。

答えとしては、この結膜下出血に関しては
自然に治りますので、他の症状などを伴っていない場合は
心配する必要はありません。
そのまま自然治癒を待っていれば大丈夫です。
通常1~2週程度で自然治癒します。
場合によっては1か月以上かかるようなケースも
あるようですが、他の症状を伴っていない場合は
心配する必要はないようです。

ただ、目に傷をつけて結膜下出血になってしまった場合や、
症状がいつまで経っても落ち着かない場合で心配な場合、
何度も何度も結膜下出血を繰り返す場合、
痛みやかゆみ、視界の異常など、他の異常がある、という場合に
関しては、眼科の診察を受けた方が良いかと思います。

何もなければ、特に心配する必要はありません

結膜下出血の治療方法は?

通常は、自然治癒します。
そのまま放っておいても1~2週間程度で見た目が
元通りになります。
場合によっては1か月以上かかるようなケースも
あるようですが、その場合でも他の病気などが無ければ
これも自然に治癒します。

しかしながら、症状が長引く場合や目に傷を受けた場合などは
検査を行い、別の病気などが潜んでいないかを確認する必要があります。
また、他の症状が出ている場合も、検査を受け、
検査結果次第で、何らかの病気が見つかった場合に関しては、
見つかった病気の治療を行うことになります。
インフルエンザなどに伴って、この結膜下出血が現れている場合は、
インフルエンザなど、原因となっている病気を治すことを優先して下さい。

通常の結膜下出血の治療としては
何も必要はありませんが、どうしてもの場合は点眼薬の処方や、
赤みがなかなか引かない場合は、注射などを行うケースもありますが
基本的に、治療は必要ありません。

放置するとどうなるの?

結膜下出血自体は、これまでにも書いた通り、
自然治癒するものですから、放置してしまっても全く問題はありません。
ただし、もしも他の病気が隠れていた場合や
そもそも結膜下出血でない場合は重大な結果を招くことになりますから
大事なポイントとしては、

・症状が長引く場合
・何度も何度も繰り返し結膜下出血になる場合
・目に傷を負っている場合
・視野の欠損など、他の症状を伴う場合
・自分自身が心配は場合

これらの場合は、眼科の診察を受けることが
望ましいと思います。
「自分自身が心配な場合」は、精神的に良くありませんから
一度眼科に行って、何事もなければないで、安心感を
得られますし「安心感」こそ最大の薬になりますから、
心配で心配で仕方がない!という場合は眼科を受診
しておいて、損はないかと思います

頻繁に繰り返す場合に考えられること

結膜下出血を頻繁に繰り返す場合は、
何か別の病気が隠れている可能性もあります。
眼科を受診してみて、目に異常がなければ、
内科的な異常が隠れているかもしれません。
頻繁に繰り返すようであれば、念のため
内科などを受診して、調べておくと良いかと思います。

可能性のある病気としては
動脈硬化、高血圧、糖尿病、
貧血、白血病、紫斑病、腎炎などになります。
このあたりに関しては眼科では基本的には調べることは
できませんから、内科などを受診しましょう。
眼科にもしも通っている場合は、先生が”こんなに繰り返すのは変だな”と
いうことで、内科での検査などを勧めてくれる場合も
あるかと思いますが、そうでない場合は自己判断になります。
何度も何度も繰り返す場合は、調べておいた方が安全です。

何事もないならないで、それで良いですし、
何かあった場合は、それを把握しておくことで、治療に
進むことができますからね…。

眼底出血とは違うの?

眼底出血は、目の表面ではなく、
目の奥の方の出血になります。
そのため、結膜下出血のように、目の表面から、
赤くなっているのが見えたりだとか
そういうことはありません。
また、眼底出血と異なり結膜下出血は、見た目では驚くかもしれませんが、
眼底出血のような危険なものではなく、
先ほどから書いている通り、自然治癒するものです。
その点に関しては、あまり心配しなくても大丈夫です。

なお、眼底出血の場合は
視力障害などを引き起こす可能性もありますから、
眼科を受診して、適切な治療を行う必要があります。

表面が真っ赤になっている場合「眼底出血」ではない、
ということは覚えておきましょう。

まとめ

目の表面が急に真っ赤になるとびっくりしてしまいますし、
何か危険な病気かな、と不安になったりしてしまう気持ちも
分かります。
しかしながら結膜下出血に関しては見た目とは裏腹に
そこまで危険な症状ではなく、自然治癒も望める症状です。

私も実際に経験したこともあり、その際も自然治癒しました
私の体験談はこちらでご覧ください)

そういう意味で考えると、自覚症状のない目の病気の
数々の方が、よっぽど恐ろしいとも言えますね。
緑内障だとか、網膜剥離だとか、自覚症状が出にくいまま
症状が進んでしまうものもありますから…。