眼瞼ミオキミアとは?瞼に起きる痙攣!治療法と眼瞼痙攣との違いは?

眼瞼ミオキミアとは、
目のまぶたの部分がピクピクと痙攣する状態のことを言います。

目の病気や症状は色々ありますが、
基本的にこちらの症状に関しては、それほど重いものではなく、
ストレスなどでも発症する、
軽いケースである場合が多いです。

ただし、目を開けられなくなってしまうようなことにもなる
眼瞼痙攣(がんけんけいれん)とも酷似している症状ですから
それを見極めていくことが大切になる症状です。

こちらの記事では眼瞼ミオキミアについて書いていきます。
原因、症状、治療法を順番に解説します。

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どのような病気なのか?

目の瞼がピクピクしてしまう症状を主にしたもので、
通常は片目に起きることがほとんどです。
ストレスなど、日常生活的な要因で出ることも多く、
目やその周辺に何の異常がない場合でも、
まぶたの周りがピクピクして、それがしばらく続く、
ということはよくあることです。

ただし、前述した眼瞼痙攣と初期症状が酷似
しているため、どちらなのか、という判別が
なかなかつきにくい、という一面もあります
眼瞼痙攣についてはこちらをご覧ください)

どのような原因なのか?

原因としては、ストレスなど、日常的なものが原因になります
肉体的な疲労、精神的な疲労(ストレス)、睡眠不足、不規則な生活、
パソコンやスマートフォンを長時間使用したことによる眼精疲労の一部として、
コーヒーなどの大量摂取でも、この症状が現れることがあります。

重度な病気だとかそういうわけではなく、
上記のような要因が重なり、この症状が出てしまう、ということになります

疲れやストレスなどが主な原因となりますから、
それらをなるべく無くすようにして、自分に負担がかからないように
することで、この病気は予防することも可能です。

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症状はどんなものがあるの?

症状としては「瞼(まぶた)がピクピクする」というものですね。
他の症状は特に存在せず、
基本的には片側の瞼の下瞼のあたりが痙攣する、
という症状になります。

目の痛みなどは通常、起こりませんが
目が疲れたことによりピクピクしている場合は、
目の疲れや軽い違和感などはあるかと思います。

ただ、しびれる部位が広がって行ったり、
まぶしいなどの症状が出始めた場合に関しては
この病気ではなく、別の病気の可能性もありますから、
必ず眼科の治療を受けるようにしましょう。

眼瞼ミオキミアそのものであれば
基本的には心配する必要はありません。

眼科は受診するべき?

眼瞼ミオキミアであれば、眼科を受診しなくても、
ストレスなどを取り除いたり、ゆっくりと休むように
すれば、自然と治癒していきます。
私自身もこの症状は経験したことがありますが、
一晩寝たら治りました。

が、下記のような症状や傾向がある場合は、
眼科を受診して、本当にこの病気なのか、
それとも何か違う病気なのか、
ということに関してははっきりと調べておいた方が
良いかと思います。

要注意な兆候としては、
・症状が日に日に悪化している
・症状は変わらないが、治らない(通常1週間程度で治るようです)
・別の目の症状がある
・ピクピクやしびれが目以外の部位にも広がった

このような場合に関しては
「眼瞼ミオキミア」ではなく別の病気である可能性も
視野に入れなくてはいけませんから、
一度、眼科を受診しておくことをおすすめします。

治療方法はあるの?

基本的には、何もせずとも自然治癒していくようです。
目に負担がかかるような生活をしている場合は、それを見直したり
強いストレスがあるのであれば、原因を取り除く、ということですね。
本当に眼瞼ミオキミアであれば、それで自然と治って行くはずです。

治療方法としては、眼科を受診した場合は、
眼精疲労などの症状に向けた点眼薬が処方
されるかたちになります。

点眼薬を用いながら、しっかりと目を休めるようにしておけば
重症化することなく、ちゃんと治癒させることが
可能であると思います

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眼瞼痙攣との違いは?

眼瞼痙攣と呼ばれる病気も、瞼のピクピクなどの症状があり、
初期症状としては、この病気と非常に似ています。

ただし、眼瞼痙攣のピクピクは、両目に広がったり、
よりピクピクが早かったりと、「眼瞼ミオキミア」とは
異なる痙攣をおこします。

また、痙攣だけではなく、下記のような症状にも繋がり、
最悪の場合は視力はあるのに目をあけていることができない、
という状態になってしまう例もあります。
光がまぶしくて、痛くて、目が開けられない。
そんな状態になってしまい、
実質上の失明状態になってしまう可能性もあるのが
この病気の恐ろしいところです。

目のピクピクだけではなく
まぶしさを感じたり、目がショボショボしたり、乾いたり、
異物感があったりする場合は、
眼瞼痙攣の可能性もあります。

また、重症化すれば、目を開けるのを痛みやまぶしさで
辛く感じてしまい、最終的に目を開けられなくなったり
サングラスなどで光を厳重にシャットアウトしないと
目が開けられなくなったりするケースもあります

眼科で診察を受ければ
目のピクピクが眼瞼痙攣なのか、それとも眼瞼ミオキミアなのかの
判断をつけてもらうことができます。
ただし「ドライアイ」などと誤診されるケースもあるため、
医師の診断結果を元に治療を行い、効果が出ない場合に
関してはそれを隠さずに伝えることも、大切なことの
1つになります。

眼瞼ミオキミアであれば心配はいりませんが
眼瞼痙攣の場合は、しっかりとした治療が必要になります

予防する方法は?

眼瞼ミオキミアを予防する方法としては、
生活習慣になるべく気をつけて、睡眠不足などに
ならないようにすること、
ストレスなどを色々な箇所で溜めないようにすること、
になります。

とにかく、疲れやストレスを溜めないようにして、
規則正しい生活をする、ということですね。
パソコンやスマートフォンなどの画面を
プライベートや仕事で長時間見なくてはいけない方に
関しても、注意が必要ですね。
ブルーライトをカットしたり、使用時間を減らすなどの
工夫をしていきましょう。

そうすることで、目がピクピクする不快な症状を
予防することが可能です。

ただし、眼瞼痙攣のほうはなかなか予防が難しく、
誰にでもなってしまう可能性がありますし、
もちろん、上記のミオキミアについても、
予防していても、なってしまうときはなってしまいます。
その点は覚えておきましょう。

放置しておくとどうなるの?

もしも、眼瞼ミオキミアのほうであれば
悪化したり長引きさえしなければ放置しておいても
問題は基本的にはありません。
目のピクピクが出たら目を休めてあげたり、
睡眠時間を延ばしたり、規則正しい生活を心がけることで
改善することができます。

が、症状が長引いたり、別の症状が出てきてしまった場合
別の病気の可能性も高いですから、
その場合は、面倒であっても眼科の診察を受けて、
ちゃんと検査をしておきましょう。
何も別の病気がなければ点眼薬などで経過観察を行い、
もしも何か病気があった場合には、
しっかりと見つかったものに応じて、
治療を始めていかなくてはなりません。

まとめ

眼瞼ミオキミア自体は、そこまで深刻に考える必要はありません。
多くの場合は病的な原因ではなく、ストレスなどが原因の症状です。
自然と治るのであれば、それでも問題ないでしょう。

しかしながら、症状がずっと続くようだったり、
悪化していくようだったり、
何か他の症状が出てくるようであれば、別の病気や
時に危険な眼瞼痙攣の可能性もあります。
その場合はちゃんと眼科の診察を受けて
何か病気が見つかるようであれば、しっかりと治療を行っていきましょう。

ちなみに、私もこの病気は体験したことがあります。
体験談はこちらからご覧ください!

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