目の調子がおかしい。
日常生活の中で、そう感じることもあるかと思います。
普段から目の調子を崩していたり、
病気を持っていたりする場合は、それほど悩まないかとは思いますが、
目の病気をしたこともなければ、目の調子を崩したこともない!
という人にとっては
目の調子を崩したらどこにいけばいいの?と
悩んでしまうこともあるかと思います。
そんな場合、どこの病院に行けば良いのか、
ということをまとめていきます。
目の調子が悪いなぁ、と感じた場合の参考にしてみてください!
基本は眼科
目がオカシイと感じた場合、どこの病院に行けば良いか。
基本的には「眼科」に行けば問題はありません。
目以外の原因の場合もありますが、目がおかしいと感じた場合、
最初に訪れるべきは、やはり眼科でしょう。
その上で、目に異常がない、ということになれば眼科の先生が
色々と判断した上で、
他の病院の受診が必要であれば紹介状などを
出してくれるはずです。
まずは「眼科に行く」。
これが、一番の方法です。
ただ、下記のような場合もありますから、
その点は、各自で判断して、一番適切な病院を
訪れるようにしましょう。
総合病院でも良い
眼科が存在する総合病院でも良いかと思います。
ただ、総合病院でも「眼科」が存在していない病院も
存在しますので、そういった場所に駆け込んでも
あまり意味がありません。
その場合は、地域の眼科を利用した方が良いでしょう。
眼科があるのであれば、
地域の開業医院ではなく眼科を利用するのも
1つの方法ではあります。
しかしながら、大病院は「紹介状が必要」になっている可能性も
ありますから、その点に関しては事前にしっかりと
確認しておくことが大切になります。
紹介状制にしているところは、紹介状を持たずに病院に
言っても診察を断られるか、もしくは余分に費用が
かかることになります。
そのため、確認せずに総合病院を訪れたりすることは
マイナスにしかなりませんから、注意することが、
必要になります。
紹介状は、地域の開業医院などで、診察を受けて、
より高度な検査や、手術などが必要と判断された場合に
発行されるかたちになります。
脳の異常が疑われる場合…
目の見え方がおかしいのに、何の異常も眼科検査で
見られなかった場合、
次に疑われるのは「脳」です
目で見たものは脳が受信していますから、
目に問題がなくても、脳がちゃんと映像を処理
できていない、ということは充分に考えられます。
ただ、いきなり脳神経外科などを受診することは、
あまりおすすめはできません。
目に異常がある場合、最初は眼科が良いでしょう。
検査などで異常がなければ、先生の判断で
脳神経外科などを紹介されることもありますから、
そうなった場合は、脳のCT検査などを受けて
異常がないかどうかを確かめましょう。
いきなり脳神経外科に行っても、
症状次第ではあまり相手にされず「眼科に行ってください」
というような態度になってしまう可能性は充分にありますから、
このあたりに関しては、非常に注意が必要にあります。
例外として、
目の見え方が急激におかしくなり、
しびれ、ろれつが回らない、目眩、頭痛なども
一緒に伴っている場合は、脳の危険な病気の可能性もありますから
脳神経外科などの診察を優先するのも一つの方法です。
それ以外の場合は、先に眼科を受診した方が良いでしょう。
精神的なものが疑われる場合
眼科の診察後、「精神的な原因」が疑われる場合は
心療内科などを紹介される場合や、一度受診をおすすめされる場合も
あるかと思います。
目の異常の原因は
主に「目そのもの」「脳」「精神的なもの」に分かれるかと思います。
そのうちの精神的な原因を疑われる場合は、
心療内科などの診察を受けることになる場合もあります。
実際に心因性の視力障害などもありますから、眼科の先生から
紹介されたりした場合は、一度心療内科の診察を
受けてみると良いと思います。
ただ、目の異常がある場合、
「いきなり心療内科に行くこと」はおすすめできません。
まずは「眼科」に行くべきです。
いないとは思いますが、最初から精神的なものだと
決めつけてしまうのは非常に危険です。
脳の病気だった場合は一刻を争いますが
精神的なものだった場合は、焦らず、ゆっくり治していくことが
できます。
そのため、まずは「眼科」を受診し、先生が必要だと
判断した場合は、心療内科の診察を受けてみる、という
流れで良いかと思います。
内科の治療が必要になるケースも
内科での治療が必要になるケースもあります。
これも、心療内科などと同じように、
「最初に診察する」のではなく、
「眼科の先生が必要だと判断したら」診察を受けるかたちですね。
何度も言いますが目に異常がある場合、最初に診察を受けるべきなのは
”眼科”になります。
内科の治療が必要になる場合としては、
全身疾患などが原因で目に異常が出ている場合ですね。
その場合は、眼科だけでは治療ができないケースも
存在します。
糖尿病が原因の糖尿病網膜症だとか、
ぶどう膜炎の原因になる、
全身疾患(サルコイドーシスなど)の場合は
眼科だけではなく内科的な治療も必要になります。
そのため、眼科で検査を受けてそれらだと
診断された場合に関しては、
内科での治療が必要になる場合もあります
湿疹なら皮膚科でも…?
目の周りに湿疹が出来てしまうこともあるかと思います。
そんな場合、近くに眼科が無ければ
皮膚科でも対応はできるかと思います。
ただ、目の周りの湿疹の場合は、こすることで、
目に傷をつけていたりする可能性もありますから、できれば
皮膚科ではなく、眼科を受診するのがベストであるかとは思います。
が、どうしてもの場合、放置しておくと
目の周りの湿疹はどんどん広がって行く可能性もありますから
そうなってしまわないように皮膚科を受診するのも一つの方法です。
美容外科などを利用する場合も…?
個人的にはあまりおすすめしませんが、
目の見た目的な問題の解決には美容外科などを
利用するケースもあるようです。
ただし、勘違いしてはいけないのは
美容外科は目の病気をなおすところではありません。
名前の通り、美容のための場所です。
そのため、目に不安な部分がある場合や、眼科治療を
受けたい場合は、必ず眼科の方を受診するように
心がけて下さい。
結局のところ…
色々書きましたが、結局のところ答えとしては
「まずは眼科にいきましょう!」ということです。
眼科に行って、他の科での治療が必要だと
先生が判断すれば、ちゃんと紹介してくれます。
目に異常があるのであれば、まずは眼科。
これは鉄則なので、覚えておきましょう。
その後、診断結果によっては
総合病院、内科、脳神経外科、心療内科などを紹介され
並行して治療を受けるようなケースもあるかと思いますが
まずは目に病気がないかどうかを確認しなければはじまりません。
目がおかしいなぁ、だとか調子悪いなぁ、
と思った場合は、お近くの眼科で治療を
受けるようにしましょう!
まとめ
自分の家の近くの眼科を見つけておくことは
とても大切なことです。
眼科が複数存在する地域は、評判なども参考にしながら
自分に一番相性のあう眼科を見つけることですね。
病気の治療においては、医師との信頼関係と言う部分も
とても大切になってきます。
眼科が複数あれば”選べる立場”なわけですから、
周囲の評判に惑わされずに、自分自身がいいな~と思える
眼科を見つけ出すことが、安心出来る治療への第1歩です。
目に異常を感じた場合は、
色々な病気が存在していますから、なるべく早めに
眼科で確認をすることをおすすめします!