目を打ってしまった…
どんなに気を付けていても
そのようなことは
誰にでも起こる可能性が
あるかと思います。
例えば、学校の体育の授業や
趣味で球技をしている際に
ボールが目に当たってしまっただとか、
そういったことで
目を強く打ってしまうことは
あり得る話でしょう。
私も、学生時代にバスケットボールで
目にボールが直撃したことがあります
(この時は幸い、何事もなく済みましたが…)
もしも、目を打ってしまった場合には
どうすれば良いのか、
それをまとめていきたいと思います
目を打つとどうなる…?
目を打ってしまうとどうなるのか。
これは、そのときによって異なります。
どのぐらいの強さで目を打ったのか。
目を打った原因となったのはボールなのか
それとも他のものなのか。当たり所や、
個人差なども影響してくるでしょう。
私のように何事もなく済むことも
当然あるかとは思いますし、
場合によっては、何らかの症状を
引き起こし、治療が必要に
なる可能性もあります。
また、あまりにも強く
打ちつけた場合は眼球そのものが
やられてしまう可能性も0ではありません
そのため、目を打ちつける、ということは
できる限り避けるべきことであるのは確かですが、
とは言え、どんなに気を付けていても、
打ちつけてしまうこともあるかもしれません。
そんな場合はどのように対応すれば
良いのか、それぞれ見ていきましょう。
何らかの症状が出ている場合
目を打ちつけてしまったあとに、
何らかの症状が出てしまっている場合…。
これに関しては、すぐに病院に行って
検査などを受ける必要があります。
放置しておくことで、重大な視力障害に
繋がってしまったり、
取り返しのつかないことになってしまう
可能性も十分にありますから
目を何らかの原因で打ち付けて
そのあとに何か症状が出てしまっている場合に
関しては、なるべく早く病院(眼科)を
受診し、目に異常が起きていないかどうかを
確認し、治療を受けるようにして下さい。
症状がある場合に関しては
救急外来などの受診を行いましょう。
とにかく早く、眼科で診察を受けることです。
何も症状が無い場合
目を打ちつけたあとに、何も
症状が無い場合に関しても、
時間のあるときに、眼科を受診し、
目を打ちつけたことを先生に説明し
必要な検査を受けることをおすすめします。
何ともないように思えても、
目が何らかのダメージを負っている
可能性は十分に考えられます。
慌てて救急車を呼んだりだとか
そういった必要まではないかと思いますが
時間のあいたタイミングで眼科を受診し
しっかりと検査は済ませておくと
安心かと思いますし、
目はとても大切なモノですから、
油断せずに眼科を受診しておくのが
確実です。
どのような症状が出るの?
目を打ちつけた時に
出てくる可能性のある症状としては
下記の通りです。
下記のような症状が出た場合は
なるべく早く眼科を受診するようにし、
すぐに治療を受けるようにして下さい。
上でも書いた通り、放置しておけば
重大な視力障害に繋がってしまう可能性も
充分にあります
・視力の低下
・視野の異常
・目が痛い
・目の周辺の出血など
・かすみやぼやけ
・焦点が定まらない
・モノが二重に見える
・見えなくなった(失明)
などなど、これらの症状が
出ている場合に関しては
ただちに眼科を受診するようにしましょう。
当たり所など、場合によっては
一瞬にして失明するなどという
最悪の可能性も決して0ではありませんので
注意するようにしましょう。
どのような病気に発展する可能性が?
目を打ちつけることによって
どのような病気・症状を
発症してしまう可能性があるのかも
見ていきましょう。
まず、角膜にダメージを与えてしまった場合、
様々な角膜の病変を引き起こすことがあり、
場合によっては視力障害を引き起こす可能性があります。
また、網膜剥離(もうまくはくり)、
網膜裂孔(もうまくれっこう)などを引き起こしてしまう
可能性もあり、
こちらも重大な視力障害を残してしまう
可能性がありますから、
やはり、早急な治療が必要になります。
その他、出血や、目の周りの外傷などの
可能性もあります。
この場合も油断はせず、しっかりと
治療を行うことが大切になります
病院を受診する際のポイント
病院を受診する際には
いくつかポイントがあります。
その点も覚えておきましょう。
「目を打ちつけた」と言っても
病院の先生はその瞬間を見ているわけではありません。
もちろん、色々な検査を行い、
目の状態を確認してもらうことは
できますが、より円滑に診察を進める為にも
しっかりと自分の状態を伝える、ということは
とても大切なことになります。
まず「どのように打ち付けたのか」
これが大事になりますね。
例えば、先ほどから書いているような”ボール”
が当たるようなケースもありますし、
ボールではなく、格闘技などで目を
打ち付けるようなこともあるでしょう。
また、転倒だとか、何かと激突しただとか
そういったケースも考えられます。
そのため、どのように打ち付けたのかを
しっかりと伝えることは大切になります。
その上で、どのぐらいの強さだったのか、
ボールであればどんなボールなのか、などなど
自分の分かる範囲で伝えられることは
伝えていくようにしましょう。
また、何時間前にその怪我をしたのか
今、どのような症状が出ているか
なども自分の出来る範囲でしっかりと
説明しておくことが大事になります。
分かる範囲で、先生にしっかりと
状況を伝えるようにしましょう。
どのような治療をするの?
これは、状態によって異なります。
検査のみをして、特に大きな異常がなく、
経過観察だけで済むようなケースも
あると思いますし、
大きなダメージを受けている場合は
手術などが必要になる可能性もあります。
また、症状などに関しても
様々なので、治療方法は一概に
言うことはできません。
先生の判断を聞きながら、
指示に従うのがベストです。
基本は検査⇒必要であれば治療・手術などと
いう流れになるかと思います。
予防策は?
目を打ちつけないための予防策としては
「とにかく気を付ける」ということしか
ありません。
ただ、人間はどんなに気を付けていても
うっかりしてしまうこともありますから
その点も覚えておく必要は
あるかと思います。
日頃からうっかりを減らすように
自分自身でも気を引き締めることは
もちろん大事ですし、
スポーツや格闘技などをやっている場合は
その点にも注意しなくてはいけません。
目の安全だけを考えるのであれば
リスクの高い球技や格闘技は避けるべきでは
ありますが、そんなことも言ってられませんし、
そういったスポーツが好きな場合は
そういうリスクも理解しておかなくてはいけません。
どんなに気を付けていても、球技や
格闘技の場合、怪我をどうやっても
避けることのできないケースなどは
実際にありますからね…。
日頃から予防することも
当然大切なことではありますが、
もしも目に強い衝撃が加わってしまった際に
どのように対応すればよいのか、ということを
しっかり知っておく、ということも
大切なポイントの一つになるかと思います
まとめ
目を強く打ち付けてしまった場合は
とにかく病院で診察を受ける、
ということが大事になります。
何か症状がある場合は至急、
とりあえず何も症状がない場合に関しては
時間のあるときに、
眼科でしっかりと診察を受けて
対応していくようにしましょう。
放置しておくと、大変な事態に
発展してしまう可能性も十分に
ありますから、症状がない場合に関しても
注意を行う必要があります。
くれぐれも、放置しないようにしましょう。