閃輝暗点を放置しておくとどうなるの?考えられる結果は…?

閃輝暗点(せんきあんてん)は
目にギザギザの光のようなものが
一定時間見えるという症状で、
目をつぶっても、焼き付くような光が
見えるのが特徴です。

これは、目の病気ではなく、
脳に関係するもので、
片頭痛の前兆現象として
(頭痛が来ない場合もある)出現することの
多い症状です。

では、そんな閃輝暗点を放置しておくと
どうなるのか。
その点について解説していきます。

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安全のためには

今回は”閃輝暗点を放置しておくと考えられること”を
ご紹介していきます。
ただし、安全のためには”一度診察を受けること”です。
脳神経外科などで、CTの検査などを受け
脳に異常がないかを確認しておくと、安心ですし
続く場合はそうするべきです。

あなたの閃輝暗点が「何が原因なのか」は病院の先生に
診察してもらわない限り、分かりません。
そのことは、覚えておいてください。

放置すると、どのようになるのかは、
実際になってみないと分かりませんから、
早めの診察をおすすめします。

何もなければ何もない、で安心できますし、
何か原因があるなら、早めの治療を行うことで
回復の可能性が高まります。

※閃輝暗点についての情報は
閃輝暗点まとめにまとめてありますので
参考にしてみてください。
こちらでは放置を続けた場合に起きる可能性のあることを
解説していきます。

「何も起こらない」

一番良いケースとしては「放置しても何も起こらない」
というケースですね。
多くの閃輝暗点は”命に関わるようなもの”ではなく、
何が重大な病気が原因で出ているわけでもなく、
というパターンが多いです。

片頭痛などの前兆現象として出て来たり、
ストレスや疲れなどから一時的に出て来たり…
色々な原因が考えられますが、
基本的にこれらの場合も放置しておいたから
どうにかなってしまう、ということは
あまりありません。

閃輝暗点で脳神経外科や眼科を受診しても
何か別の原因が隠れていたりする場合を除き、
経過観察だったり、片頭痛が酷い場合は
片頭痛に対応する薬だったり、
そういった対応になることが多く、
原因がないのであれば
上手くその状況と付き合っていく、
ということになる場合が多いです。

ただ、これはあくまでも
”放置した場合で一番良いケース”のお話です。
病院で検査しない限り
”何か病気が隠れているかどうか”は
分かりませんから、
下のようなことになる可能性もあります。
検査も受けずに、”自分は大丈夫だ”と決めつけてしまうのは
危険ですので、それは勘違いしないようにしてください。

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倒れたり、命に係わるケース

閃輝暗点の原因として考えられるものの中で
最も恐ろしい部類に入るものだと「脳梗塞」などがあります。
脳梗塞が原因で閃輝暗点が出てくるケースは
閃輝暗点を体験した人の数の全体からすれば
かなり少ない割合であるのは事実ですが
「0」ではありません。

もしも脳梗塞系統を原因として
閃輝暗点が出ている場合、
それを放置しておけば、最終的には
重大な結果、取返しのつかない事態を
招いてしまう可能性があります。

倒れてしまったり
助かっても重大な後遺症を残してしまったり、
最悪の場合は命を落としてしまったり…
そのようなことも十分に考えられるわけです。

そして、閃輝暗点が定期的に続いたり
どんどん悪化しているような場合
”脳梗塞かどうか”を一般人が見極める方法は
ありません。
そのため、続く場合・悪化している場合は
念のため、脳神経外科などでしっかりと検査を
受けることをおすすめします。

なお、”頭痛のない閃輝暗点の場合は危険”みたいな
ことも言われていますが
”頭痛があるから安全”ということではなく、
また、逆に”頭痛ないから絶対危険”ということでもありません。
頭痛あり、なし、どちらにせよ
続く場合は検査を受けたほうが確実です。

ちなみに、私自身は頭痛が無いタイプの
閃輝暗点なのですが、検査の結果、
特に異常はなく、最近は落ち着いています。
頭痛が無いタイプ=脳梗塞ということでもないので
そこは勘違いしないようにしましょう。

ただ、いずれにせよ続くなら一度は検査を
受けておいた方が良いのは確かです。

悪化していくケース

脳梗塞等でなくても色々な条件により
症状が進行してしまうようなこともあります。
進行…というのは閃輝暗点の頻度が増えたりだとか
そういうことですね。

頻度が増えたりして
自分自身で悩んでしまったり
日常生活に支障が出る場合は
病院に相談しましょう。

閃輝暗点自体を”完全に封じ込める”ということは
難しいのですが
頻度を減らしたり、
閃輝暗点からの片頭痛などの症状を
和らげたりすることはできますから
大きな病気などが原因の閃輝暗点以外の場合も、
必要であれば病院に相談をするようにしましょう。

治る可能性も

閃輝暗点が1回出たからずっと続く、とは
限りません。
1回きりで終る可能性もありますし、
ある程度続いていても、来なくなることもあります。

私自身も、最近は全然閃輝暗点の症状が
来ていません。
来ないなら来ないで、それが一番良いことですから
その場合は、ひとまず安心、ということで
良いかと思います。

ただ、また閃輝暗点の症状が出る可能性があるのも事実
ですから、そこは頭に入れておきましょう。

まとめ

閃輝暗点は、急に出てくるとびっくりするものです。

1回ぐらいであればともかく
続く場合に関しては
やはり、放置せずに早めに診察を受けて
「危険な閃輝暗点なのか」
「とりあえず様子見の閃輝暗点なのか」
それははっきりとさせておいた方が良いです。

ネットで見ているだけでは、答えは分かりませんからね…。

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