瞼裂斑とは?白目の部分が黄色く変色している状態!心配する必要は?

病気・症状

白目の部分が黄色くなっている…。
そんな状態になると、
何か、危険な病気なのではないか、と
心配になる方もいるかと思います。

しかしながら、これは
瞼裂斑(けつれつはん)というもので
そこまで深刻に考える必要のあるものではありません。

もちろん、目に異常が起きているのは事実ではありますが、
今すぐにどうこうしないと大変なことになる!だとか
そういうものではないのです。

こちらでは、原因、症状、治療法などについて
それぞれご案内していきます。

目の白目の部分が黄色くなった!という場合も
慌てることなく、対応していくようにしましょう。

深刻に考える必要はありません!

瞼裂斑は、そこまで深刻に考える必要はありません。
別の病気に進行する可能性があるかどうか、と
言われれば可能性としてはあるのですが、
即座に失明だとか、入院が必要になる、だとか
そういうものではなく、
黄色くなっているだけで終わるのであれば、
目に悪い影響が出たりすることもありません。
その点に関しては、心配はいらないと思います。

が、症状について、一定の理解を深めておくことは
大切だと思いますし、健康な状態時に比べて他の病気になる
リスクは上がって行くので、概要をまとめていきます。

原因は?

どうして白目の部分が黄色くなってしまうのか。

これは、たんぱく質や脂肪の沈着が変かしたものであり、
特にこれ自体が毒素だとか、そういうことは全くありません。
ただ、見た目は白目の部分が黄色くなりますし、
他の病気のリスクは若干上がってしまいます。

では、たんぱく質や脂肪云々ではなく、
どうしてそういう状況になってしまうのかと言うと、
原因としては下記のようなものが挙げられています。

・加齢によるもの
・紫外線による影響
・乾燥によるもの
・コンタクトレンズによるもの

などになります。
これらによって、この病気の症状を
引き起こしてしまう場合があります。

加齢に関しては、人間誰もが年老いていくものですから
仕方がありませんが、
紫外線やコンタクトレンズなどに関しては
ある程度予防することができるかと思います。

症状はあるの?

瞼裂斑自体の症状としては
「白目の部分の一部が黄色く変色する」というものですね。
変色する部分の大きさや位置などに関しては
人によって異なります。

基本的には黒目の左右のどちらか、
多いのは内側(鼻のある側)に黄色の部分が
出てくる、という症状になります。

この黄色い部分自体は毒素だとかそういうものでは
ないので、外見上の違和感は凄いですが、
深刻に考えすぎる必要はありません。

他の症状としては
・ゴロゴロするような異物感
・炎症した場合に充血する
・他の病気へのリスクが上がる
・目やに

などになります。

炎症してしまった場合に関しては
瞼裂斑炎(けつれつはんえん)と呼ばれる病気で、
場合によっては治療が必要になる場合もあります。

基本的には、見た目の症状と
軽い違和感、ということになるのですが、
他の病気に進行してしまう可能性などもあります。

眼科を受診する必要は?

瞼裂斑に関しては、黄色くなっているだけで
他に気になる症状が無ければ、急いで眼科を受診する必要は
ありません。
先生によっては「放置していても構わない」と仰る先生も居ます。
なので、黄色い部分が気に鳴ったり、他に症状が
何も無い場合に関しては、そのまま放置していても
問題はない、ということになります。

ただし、目の異物感などが強くなって来たり、
充血して炎症してしまったりしている場合は、
眼科を受診して、治療を受けるのがベストです。
また、症状が悪化したりしていない場合でも
黄色い部分がどうしても気になってしまう場合は
眼科に行くのが一番安心です。
「大丈夫かな、大丈夫かな」なんて思っていると
精神的によくありませんから、
それだったら早めに診察を受けた方が良いのです。

例え、先生から「経過観察で大丈夫ですよ」と
言われた場合でも
それが安心感となりますから
気になる場合は、眼科を受診するのが一番なのです。

検査などは行うの?

こちらの病気に関しては、目視でその症状が
分かりますが、眼科に行った場合は
視力検査、眼圧検査、細隙灯顕微鏡検査などが
行われるかと思います。
いずれも、痛みなどは一切なく、簡単に完了する検査なので、
怖がる必要はありません。

この病気自体だけであれば、
特に問題はありませんが、検査した際に、
何か別の症状が見つかる可能性も0ではありません。

治療方法はあるの?

基本的には、大きな治療は必要ありません。
黄色い部分が出ていても、他に何の症状もない場合は
経過観察というかたちで、特別な治療を
行わないケースも存在します。
炎症などがある場合は。点眼薬での治療になります。
基本的には、手術などは行いません。

なお、炎症は点眼薬で治せますが、
瞼裂斑自体は、残ります。
つまり、黄色い部分は基本的に自然には消えない、ということですね。
ただ、黄色い部分自体は無害なので、
症状が出ておらず、支障が出ていなければ切除手術などを
行うことはありません。

が、瞼裂斑が気になる場合で、希望をする場合は
手術を行うことも可能になっているようです。
具体的な手術名はないようですが、
黄色い部分を切除する手術になりますね。
局所麻酔による手術で、数十分程度で手術は完了となります。

手術を行うと、炎症などの症状が見受けられる可能性も
ありますから、先生と相談しながら、慎重に
手術を行うかどうかを判断して下さい。

基本的には手術は行わず
点眼薬などで経過観察をする、というケースが
メインになるかと思いますし、
炎症などがない場合に関しては、点眼薬による治療も
特に行われないケースもあります。

病気になりやすくなる?

基本的に症状がない場合は放置しても問題ありませんが
炎症を起こすと瞼裂斑炎になってしまい、
治療(点眼治療なので、手術などではありません)が
必要になることがあります。
この炎症は繰り返す可能性もあるので、それらを発症した場合は
眼科で治療を受けましょう。

また、炎症を放置しておくと、
翼状片(よくじょうへん)といわれる病気に変異してしまい、
場合により、視力障害を引き起こしてしまうことも
あるようです。
翼状片の詳細はこちらをご覧下さい
そのため、炎症が起きた場合は、
早めに治療をするようにしておきましょう。

基本的には深刻に考える必要はない

この病気は「目が黄色くなっている」だけであれば
それほど深刻に考える必要はありません。
ある程度気にする必要があるのは、
何らかの症状(ゴロゴロだとか、痛みだとか、充血)
が出てきてしまった場合ですね。

それまでは、経過観察でも大丈夫だと思います。

ただ、症状が出てきた場合に関しては
上でも書いたように、一度は眼科の診察を受けて
点眼薬による治療などを受けたほうが
より安心です。

目が黄色くなった!なんていうと
見た目に変化を伴う病気ですから
「えっ!」と驚いてしまうかもしれませんが、
そこまで深刻に考えるようなものではありません。

まとめ

眼球の白目部分に変化を生じる病気です。
そのため、深刻に考えてしまいがちですが、
目の病気は、案外、外から異変が分からないもの、
の方が危険なものが多いです。
例えば、目が真っ赤に充血する病気などもありますが、
それも、比較的(放置はいけませんが)、危険な部類ではない病気です。

失明の危険がある緑内障だとか網膜剥離などの病気の方が
“外から見ると普通の目にしか見えない”のです。

ですから、見た目の変化があると、
少しびくっとしてしまうかもしれませんが、
そこまで深刻に考えたりする必要はありません!