目の疲れで病院を受診する場合は何科?診察を受けた方がいい目安は?

眼精疲労は、
目の疲労が蓄積されてしまった状態です。

単なる目の疲れとは違い、
放置しておいても、なかなか治るものではなく
場合によっては長期化してしまったり、
更なる病気に繋がってしまったり
することもあるので、
油断ならない症状です。

どこまでが「ふつうの目の疲れ」で、
どこからが「眼精疲労」なのか、
という点は、明確に線引きはされていませんが、
とにかく注意はしておかなくてはいけません。

では、眼精疲労かな?と思った場合に
関してはどの病院に行けば良いのか、
そして、どんな場合に病院の
診察を受けた方が良いのか、その点に
ついてをお話していきたいと思います。

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まずは基本を知る!

眼精疲労とは、目の疲れが蓄積
されてしまった状態で、
目の様々な不快症状を中心とした
症状が出てきます。

場合によっては頭痛や首の痛み、肩こり、
精神的な不安定感などに繋がることも
ありますから、注意が必要な症状の
ひとつになります。

原因としては目を酷使することになっており、
パソコンやスマートフォン、ゲームなどから
細かい作業などによって、目の疲れが
蓄積してしまい、それが自然な回復では
追いつかなくなってしまう状況になってしまう、
ということになります。
目が疲れた状態で、さらに酷使を続けたり
何の対策も取らなかったりすると
このような状態になってしまう、
ということになりますね。

眼精疲労の基本情報については別記事に
まとめてありますので、そちらの方でご覧ください。
こちらでは眼精疲労になってしまった場合の治療や
対策についてのお話をしていきたいと思います。

放置していてもいいの?

眼精疲労を放置していても良いのかどうか。
これは「No」ですね。
眼精疲労を放置していればしているほど
さらに症状は悪化していくことになってしまいます。

病院に必ずしも行く必要があるのかどうか、と
言われればそれもNoではあるのですが、
かと言って何の対策もしなければ
さらにその症状は悪化していくだけですから、
対策はきちんとしておかなくてはいけません。

すぐに病院にかけこまないと失明してしまう!
だとかそういったことはありませんから
その点は安心してもらっても良いのですが、
眼精疲労は目の疲れが蓄積
されてしまっている状態ですから
今まで通りの生活をそのまま送っていれば
治ることはありませんし
症状が悪化してしまうことも考えられます。

そのため、「自分で何か対策をする」ことは
必須条件になりますね。
必ずしも眼科や病院(後述のケースに当てはまる場合は
受診を推奨します)に行く必要はありませんが
何か対策をする必要はありますし、
放置をしていてはいけない、というのが
眼精疲労です。

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どの科を受診すればいいの?

眼精疲労になってしまったと
考えられる場合は、どの科を受診すれば良いのでしょうか。

基本的に目の疲れですから「眼科」を
受診するのが基本になりますが、
眼精疲労の症状には頭痛や首の痛み、
肩こりなどが出たりする場合もありますし
精神的な症状が出たりすることもありますから
迷ってしまう人は迷ってしまうと思います。

ただ、目の症状が何かしら出ている場合に
関しては「眼科」を受診するのがベストでしょう。

眼科以外の選択肢としては大病院を
受診するのもアリですが、
大病院の中には紹介状が必須なところもありますから、
もしも大病院を受診する場合は、
紹介状が必要な病院なのかどうかは
事前にしっかりと確認しておくことが
大事になってくるかと思います。

基本的には迷ったら「眼科」を受診する、と覚えておけば
間違いはないかと思います。

どんな場合に病院に行くべき?

上でも少し書いたように、
眼精疲労になった=すぐに病院に行かないといけない、
というわけではありません。
眼精疲労の場合であれば、
比較的緩やかな進行で、
基本的によほど放置したりだとか、
そういったことをしない限り、
失明したり、そういった大惨事につながってしまう
可能性は限りなく低いのも事実です。

そのため、最初は自分自身で色々と工夫して、
症状が改善しないかどうかを
試してみるのは良いと思います。

ただし、眼精疲労は、個人の力では
どうにもならないようなこともありますから
その場合に関しては
しっかりと眼科や病院に足を運んで
治療や検査を受けることが重要になってきます。

どんな場合に病院に足を運んだ方が良いのか、と言うと…

・症状が長く続いている場合
・症状が少しずつでも、悪化している場合
・他の症状も併発している場合
・急激に症状が出たり悪化した場合
・治ったり調子が悪くなったりを繰り返している場合
・過去に何らかの目の病気を発症したことがある場合
・自分自身で今の状況が心配な場合

以上にひとつでも当てはまる場合に関しては
なるべく早いうちに病院や眼科に
足を運んだ方が良いでしょう。
自分で何らかの対策をしているのにも関わらず
眼精疲労と思われる症状が治らなかったり、
どんどん悪化していくような場合
ザンネンですが、眼科の力を借りないと
それを治療するのは非常に難しい状況に
陥ってしまっている、ということを示しています。

ですので、時間を見つけて
早い所、眼科に足を運ぶ必要があります。

自己判断は危険な場合も!

眼精疲労の自己判断は危険です。

これは、どういうことかと言うと
目の疲れから、目の調子を崩しても、
それが「眼精疲労とは限らない」ためですね。
眼精疲労ではない可能性も十分にあります。

自分が眼精疲労なのかどうかを
自分自身で明確に知ることはできません。
どんなにネットで情報を調べても
あなたの目が眼精疲労かどうかまでは
分かりませんし、
自分でその答えに辿り着くことはできません。
最終的には、眼精疲労かどうかを
知るためには、眼科で検査を受ける必要があります。

つまり、眼精疲労だと思い込んでいたものが
眼精疲労ではない可能性も十分にあるのです。
眼精疲労であれば、上でも書いた通り
急激に症状が悪化したりすることは
基本的にはありませんし、その点は安心して
もらっても良いと思うのですが、
もしも眼精疲労ではなかった場合に関しては、
それがどんな病気かにもよりますが、
最終的に失明に至ってしまうような病気も
目の病気の中にはあります。

そのため、上で書いたように症状が続いたり
悪化したりするようであれば、
眼科で早めに検査を受けるように
することをおすすめします。

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眼科に通っていれば安心?

眼精疲労の場合、
眼科にさえ通っていればいいのか?と
言われれば決してそうではありません。
疲れ目対策の点眼薬などの処方は
あると思いますが、
眼精疲労の場合、最終的には
自分自身の生活スタイルを見直す必要があります。

パソコンやスマートフォンをいじる時間を
なるべく減らすこともそうですし、
細かい作業などで目を酷使している場合に
関してはその時間を減らすことも
重要なポイントになってきます。

必ずしも眼科に通っていれば安心、とは
限りませんからその点に関しては
注意をするようにしましょう。
眼科に通う+自分自身の生活習慣、
目の使い方の調整、
この2つが必要になるのです。

まとめ

眼精疲労は、油断していると
症状が悪化して長期化する恐れもあるので
調子が悪い状況が続いてしまうのであれば
しっかりと眼科を受診するようにしましょう。

また、上でも書いた通りに
「眼精疲労」だと思っていたものが、
眼精疲労ではない可能性も十分に
考えられますから、その点に関しては
注意するようにし、
症状が続いたり、悪化したり、他の症状が
出て来たりしたりする場合は、
しっかりと眼科の診察を受けましょう。

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