低眼圧も要注意?眼圧が低くなる原因や治す方法は?

病気・症状

眼圧とは、目の中の圧力を示す言葉です。
目の中で一定量の水が作られて、
その水が排出されることによって、
目の中の圧力が保たれています。

この眼圧が、
何らかの原因で、高くなってしまうと
視神経などを傷つけて
視野欠損などを引き起こす病気、緑内障(詳細はこちら)に
なってしまう可能性があります。

が、逆に眼圧が低すぎる、というのも問題なのです。

こちらではあまり聞かない”低眼圧”についてまとめていきます

低眼圧とは?

名前の通り、眼圧が低いこと、
つまり、目にかかる圧力が少ない状態のことを言います。
眼圧の基準値としては8~20が正常値とされており、
21以上は高眼圧、そして7以下の場合は低眼圧とされます。

基本的にあまり「低眼圧」の方は聞かないかとは思いますが、
人間、何事もバランスが大事なのです。
眼圧が低すぎれは、高眼圧の時とは別の問題が生じている可能性が
あるのです。
それを、詳しく見ていきましょう。

圧力が低いとどうなるの?

眼圧が低いことによる症状は、
眼球のカタチが維持できなくなってしまうために
「モノが見にくくなる」と言う症状が出てきます。

これはこれで、大きな問題ですよね。
何の理由もなく眼圧が下がってしまう、ということは
ないかとは思いますが、
一応、こういう症状がある、ということは覚えておきましょう。

通常、何もしていない・病気にもなっていない状態で眼圧が急激に
下がったりだとか、そういうことはないはずですが、
人間の身体は未知の部分もたくさんあるので、
何らかの未知なる原因で眼圧が下がる可能性もあります。

なお、自覚症状としては「モノが見えにくい」ということ
ぐらいのようです。
ただし、もしもそれを感じた場合は、眼科を受診しておくことを
強くおすすめします。

「モノが見えにくい病気」は他にもありますし、
低眼圧だった場合も、網膜剥離などを起こしている可能性もあります。
そのため、一番確実なのは眼科に行って、
各種検査を受けることになります。

原因は何なのか?

低眼圧になってしまう原因は何か。
これは別の病気が疑われます。

まず一つは「網膜剥離」
網膜が剥がれてしまい、最悪の場合は失明する可能性もある
とても危険な病気の一つです
目の中で作られる房水の排出量が増えてしまうために
眼圧が下がってしまうのです。
そのため、網膜剥離の場合、眼圧が低下することはあります
この場合は、網膜剥離の治療をすることで、眼圧は元に戻ると思われます。
網膜剥離自体、治療をしないといけないことなので、
しっかりと眼科で治療を受けましょう。
網膜剥離の詳細はこちらをご覧ください)

他の原因としては、目に切れ目が入ってしまった場合
(眼球破裂)などのケースで眼圧が下がるほか、
白内障手術などを行った後に、一時的に眼圧が
下がってしまうようなこともあるようです。

原因としては、こんなところでしょうか。
「網膜剥離」「手術後の眼圧低下」このあたりが
主な原因になるかと思います。

治療方法はあるの?

眼圧が下がってしまった場合、何らかの原因があるはずです。
例えば、上で挙げたような網膜剥離なのであれば、
その網膜剥離の治療を行わなくてはいけません。

手術などによる眼圧低下の場合には
眼帯で眼球を圧迫して、目の中の水、房水の排出を
抑えたり、傷口を縫い直したりすることで
調整することで対処します。

基本、何の理由もなく低眼圧になることはないかと思われますが、
もしも眼科で低眼圧が見つかった場合は、
その原因を突き止めて、原因の方を治療する流れに
なるかと思います。

眼圧の検査はどのように?

眼圧は、血圧などと違い、
一般家庭で「眼圧今、いくつかな~」なんてことは
できません。
眼圧を測定するためには、眼科で
眼圧検査を受ける必要があります。

眼圧検査自体は、目に空気を吹きかけるだけの
(つい目を閉じちゃったりもしますが)
簡単な検査です。
そのため、時間はかかりませんし、すぐに結果は出てくるかと思います。

この眼圧検査を受けて、
数値が正常値なら心配しなくても良いですし、
上昇しているなら、緑内障を防ぐための治療を行う必要が出てきます。
また、低眼圧であれば、原因を突き止めて、その治療をする、
というかたちですね。
眼圧検査の詳細はこちらをご覧ください)

なお、眼圧検査をして、もしも低眼圧であった場合は
上でも書いた通り「網膜剥離」などが疑われることになるので、
そのまま網膜剥離の有無を確かめるために
”眼底検査”を行うことになる場合もあります。
眼底検査の詳細はこちらをご覧ください。)

医師の指示に従って、検査を受けるようにしましょう。

検査だけで診察を受ける、というのは
なかなか面倒かもしれませんが、
厳密に一番安全な方法を言うのであれば、
定期的に眼科の診察を受けることです。

まとめ

低眼圧に苦しむ…!ということはなかなかないとは思いますが
眼圧が低くなってしまうことも実際にあり、
それはそれで良くないことです。

もしも眼圧が低くなっている場合、
網膜剥離なども疑われますから、
医師の診察を受けて、しっかりと対応していくことが大事です。

ただ、低眼圧に自分で気づく、というのはなかなか難しいかと思います。
「モノが見えにくい」ぐらいだと病気だと思ったり、
眼科に行こう!とまでならない人も多いですから、何らかのついでで、検査を受けて
低眼圧が発見される、だとかそういうケースも多いのではないでしょうか。

いずれにせよ、眼圧は高すぎず、低すぎずが重要ということです。