目の視界に何かが飛んでいる!考えられる病気は?対処法も解説!

虫はいないはずなのに、
視界の中に何かが飛んでいるように見える…

急にこういった症状が出てきてしまうと
不気味ですよね…

では、ごみや虫が飛んでいるはずがないのに、
目では確かに浮遊する何かが見える場合、
考えられる病気はあるのかどうかを
ご紹介していきます。

目の視界に飛んでいるものが見えてしまうように
なった場合は、参考にしてみてください。

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何もないはずなのに、何かが見える

虫がいないはずなのに、
虫が飛んでいるように見える…
そんな風に急に見えるようになってしまうと、やはり不安に
なるものですよね。

何かの病気なのではないか、だとか
色々と不安になってしまう人もいるかと思います。

が、自分がどんな状態にあるのかどうかを
知っておくことができれば、少しは不安も和らぐかと思いますし
対応できるかと思います。

目に、飛んでいるはずのない虫が見えるように
なった場合、どうすれば良いのかを
それぞれ解説していきたいと思います。

どんな病気・症状の可能性がある?

飛んでいるはずのない虫や浮遊物が
見えるようになってしまったら、どんな病気の
可能性があるのかどうか。
それをまとめていきます。

もちろん、最終的な判断は病院でないと
出来ませんから、あくまでも”目安”としてご利用下さい。

・飛蚊症(ひぶんしょう)
視界に何かが飛んでいる場合、
この飛蚊症である可能性が最も高いかと思います。
これは、多くの人が発症しているもので、
黒い虫のようなものや、糸くずのようなもの、
浮遊物のようなものが、視界の中を漂うというものです。
原因としては生理的なものや、病気を原因とするものがあり、
前者の生理的なモノであれば、特に心配する必要はありません。
(基本的には消すことはせずに、経過観察を行います)
後者の場合は網膜剥離(もうまくはくり)などが原因となり、
飛蚊症の症状を発症している可能性があり、網膜剥離は
失明につながってしまう可能性もある危険なものですから、
この場合は、治療を行わなくてはなりません。
ただ、飛蚊症が、どっちが原因で出ているのかどうかは
目の検査をしないと判断できませんから、急に飛蚊症が
出てきた場合、眼科を受診した方が、確実です。
飛蚊症についての記事も参考にしてみてください)

・ブルーフィールド内視現象
これは病気ではなく、目の通常の現象で、
空や白い壁を見たときに、無色透明の粒粒が視界の中を
動き回ることがあります。
これに関しては、自分の体調などで見え方が急に変わる可能性もありますが
病気ではなく、治療は必要ありません(逆に、治す方法もありません)
飛蚊症とは違い、粒粒の数が多く、透明な感じであることが多いです。
また、漂う感じではなく、高速に移動する感じです。
ブルーフィールド内視現象についての記事も参考にどうぞ)

視界に虫が飛んでいるように見えたりする場合は
この2つが有力でしょうか。

他に光視症(こうししょう)というものもありますが
これは光のないところで光のようなチカチカが見えたりするもので、
ちょっと別ジャンルになります。
また、閃輝暗点(せんきあんてん)という目に歯車のようないびつな
カタチをしたギザギザが出る症状もありますが、
これも”何かが飛んでいる”というような感じではありません。

知名度の低い病気で言えばビジュアルスノウというものもありますが、
これに関しても、視界全体に砂嵐が見えるような症状であり、
「何かが飛んでいる」と感じるような見え方ではありません。

そのため”何かが飛んでいる”と感じるような見え方を
した場合に関しては、飛蚊症か、ブルーフィールド内視現象が
気になってしまっているか、そのどちらかである
可能性は高いと言えます。

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症状を自覚した場合はどうすれば?

ブルーフィールド内視現象であれば、何も心配はいりません。
一度気にしだしたりすると敏感になって気になるように
なるかもしれませんが、これに関しては異常ではありません。

一方の飛蚊症の場合、先にも書いたとおり
心配の必要がないものもあれば、治療が必要なものもあります。
しかしながら、どっちであるかは検査をしない限り
答えを得ることはできません。
そのため、飛蚊症が出てきた場合に関しては、
眼科を受診しておくのが一番確実な方法ではあります。

また、飛蚊症なのか、ブルーフィールドなのか、
それとも他の症状なのか判断できない!という場合に
関してはこれもやはり、眼科で診察を受けることを
おすすめします。

私なんかだと、色々な症状が出過ぎてどれがどれだか
分かってしまいますが(汗)ふつうは分からないと思いますし、
分からなくても全然おかしくありません。

そのため、もしも何がなんだか分からない場合は、
そのままにせずに、眼科に相談し、
自分がどの症状なのか、はっきりと教えてもらうことをおすすめします。

まとめ

視界に何かが飛んでいる、
けれども実際には何も飛んでいない、という場合は
目で何かが起きている、ということになります。

必ずしも危険なことが起きているとは限らず、
何も気にすることではない場合もあれば、
網膜剥離などの危険を伴うものである可能性も
否定することはできません。

ただ単に普通に虫が飛んでいるような場合は
別に何も問題はありませんが、
もしも、本当はそこにないはずのものが見えている場合は、
心配であれば眼科を利用して、
自分がどういう状態なのかははっきりさせた方が
良いかとは思います。
その方が、安心もできますからね…。

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